2014年5月15日木曜日

子どもが夢に向かえる教育にするのなら

 北海道教育委員会・教育長さんとの懇談を終えて、士別市の会議へと車を走らせていたらラジオから若田光一さん帰還のニュース。地球を「半年で3000周」って、まったく想像できません。

 若田さんは、夢を持つ大切さを語られていたようです。

 若田さん自身が「小さい頃の夢を大事にする」ご両親のもとで育ったとか。

 一般飛行士でなく、国籍が違うメンバーを束ねる船長という重責もあったのですから、ただただすごい。

 それにしても宇宙船に半年いるって、とても私には無理かも‥‥。

 見えた地球の「重み」を、ぜひ若田さんから聞いてみたいものですね。

 さて、立川宏教育長さんとの懇談というのは、「安倍政権の「教育委員会改悪法」に反対する国民的共同をよびかけます」アピールをお届けしたということです。

 真下紀子道議、武藤孝司道労働部長と、足を運びました。

 教育委員会の仕組みや仕事っていうのも、なかなか知られていないところがあるかもしれません。

 教育委員長と教育長の違いだって、私も教員を務めてましたが全然わかりませんでした。

 ともかく今回の改定の問題点を一言であらわせば、本来は独立している教育委員会を、国と首長の支配下に置くということ。

 行き着く先はは教育の画一化であり、安倍政権下では「愛国心」教育の押し付けと、競争主義の激烈化が進むことになると思います。

 集団的自衛権の容認から、実際に自衛隊が戦地に行けるようになれば、それを志願する若者達を国は確保しなければなりません。

 それが彼らが求める「愛国心」の一部でしょう。

 一方で、財界の要求にこたえる一部エリートを育てるためには、早くからの選別が必要で学力テストの意味と符号します。

 つねに正解が求められ、失敗をもとにていねいに教えあう雰囲気が、教室から消えていくことが想像できます。

 今回の改定は単なる組織論でなく、教育上の重大問題なんです。

 ぜひ一度、リンク先から党のアピールをお読みいただけるようお願いします!

 【今日の句】 寛容が ない教育は 息苦し

2 件のコメント:

  1. はたやま様 今日のブログを読ませていただきました。私が学童だったときと今の子どもたちとの
    間には30~40年の隔たりがありますが、「夢」を持つことがどれだけ生きる希望に繋がるか
    は多くの方が言われる通りだと確信しております。

    スーパーで モヤシの価格が高くなったと感じましたが、帰り道 小さな学童に「こんにちは」と
    声を掛けてもらったこと。 子どもたちには「夢や希望」があることを感じました。

    今、安部総理の集団的自衛権についての記者会見模様をラジオで聞きながらコメント
    させていただいておりますが、
    間違った「夢」ではなく、必ず勝ち取らねばならない 「夢」を子どもたちに残すことが
    今の世代の私たちの責務だと思っております。

    今日は夕刻、帯広市議であられる 杉野様が 実現可能な日本共産党の「夢」を話題と
    して持ってきて戴きました。

    家まで足を運んでくださったことに 心から感謝すると共に、はたやま様が心配して
    くださった事に対する 対応策なども 提言してくださった事。

    そういったことも含め、是非北海道で苦しい生活を強いられている 私たちのために 
    正しい政策の下、適切な法、制度が産み出されるようお願い申し上げます。

    平和が一番。 戦争や戦争の事を見聞きすることも多くなりましたが、

    そういった 不安な話題を赦さない、日本共産党にはもっともっと協力して行ければと
    拳を握りしめております。


    どうか 私たちにではなく、未来の日本や地球を背負う 子どもたちのために、

    平和が一番。 もっとしっかりした大人にならねばと決心した 日でした。

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  2.  伊東さん、コメントありがとうございました!

     安倍首相は、子どもたちの未来を何だと思っているんだ!と憤るようなことが連続していますよね。
     確かにひどいことなんだけど、いろんな問題があるから「仕方ないのか」と思う方もいる現実に、どう世論を広げるか私は考えています。
     では、自分の子どもやお孫さんが、戦地に行くことになっていいのか。
     競争主義教育に、心が押しつぶされていっていいのか。
     自分の子どもや孫たちは、そのようなことと関係ない世界にいるわけでは、ないんですよね。

     心配なことは山ほどありますが、党としても解決策をひもといて一緒に考えあって、じっくり広い世論をつくれていけば、こんな政権はひどい終わり方をすると思います。
     伊東さんのような心やさしい方は、きっと他にもいらっしゃるはず。
     そういうみなさんと、いろんな形でつながりあえればいいなと思っています。

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