2015年1月13日火曜日

今日がスタート!

 たくさんの方に支えられ、同僚議員の応援傍聴もあり、初質問を終えることができました。さらに力をつけて安倍政権の暴走を止める論戦を進めたい!--これが率直な今の感想です。

 衆議院インターネット中継のビデオライブラリで、今日の様子を見ることができますよ。

 私が質問したのは、大きく5つ。

 ①本題前に、根室市を襲った高潮被害に対して直接支援が必要ではないのか。

 ②アベノミクスによる円安や消費税増税という、安倍政権の政策によって畜産・酪農家が苦しんでいる中、加工原料乳生産者補給金の大幅引き上げが必要ではないのか。

 ③そもそも不足払い制度の性格をもった補給金制度が、小泉政権を挟んで変えられてしまった。補給金制度の見直しが必要ではないのか。

 ④規模拡大の農家だけでなく、現状を維持せざるを得ない農家を支える施策が必要ではないのか。

 ⑤日豪EPAやTPP交渉について。

 どれも重要課題ですが、今の畜産・酪農の苦境は、安倍政権により加速しているではないか、という点を突き付けました。

 正面からの答弁はありませんでしたが、円安による飼料等高騰は明らかであって、これまでの算定ルールにとらわれない補給金の引き上げや見直しが必要だと訴えたわけです。

 制度の見直しは1回の論議で変わるものではありませんが、国が不足払いの責任を投げ捨てたことによる影響は引き続き取り上げていきたい。

 そして日豪EPAとTPP。

 国会決議が守られたとの評価が得られるよう、とは西川大臣の答弁でした。

 しかし、その言明にさえも多くの農家は疑念の目を向けている。

 北海道では、安倍首相が総選挙でTPPはダンマリだったことに批判の声があるんです。

 そういう声を紹介しながら、日本共産党は、農業と地域を壊すTPP交渉からは撤退をと求めました。

 「堂々としてたよ」とか過分な評価をいただきましたが、まだまだ力をつけなくちゃなあ、と思いました。

 今日がスタート、初心を忘れずにがんばりたい。

 夜は農民連レセプションに参加しました。

 全国からの物産品もあり、すごいにぎわい!

 壇上で紙智子参議、斉藤和子・清水忠史・堀内照文の各衆議(後ほど高橋千鶴子衆議も)とで並んであいさつするとヤンヤヤンヤの大歓声!

 斉藤さんはお父さんが農民連の役員でもありましたし、清水さんは変わらぬしゃべくりで、会場の雰囲気も最高潮。

 まずは初質問を終えてホッとしてますが、すぐに通常国会も待っています。

 質問だけでなく、日常的な活動で取り上げられる問題もあるはず。

 明日からさらに、力を出していきたいです。

 【今日の句】 明確な 対立軸は 共産党

4 件のコメント:

  1. 初議会 この緊張を 忘れまじ その背中には 民の希望(ゆめ)あり

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  2. 初質問お疲れ様でした。ようやく北海道、釧根の酪農・畜産家の声、おもいが衆院にも届くようになったと感激しています。立派な質問でした。ものすごく頼もしく感じました。これからますます磨きをかけ、鋭い質問、豊かな提案、そしてときどきユーモア―も…ね。頑張って下さい。
    一つだけ注文。「現状を維持せざるを得ない」のではなく、「環境・資源・経費を浪費しない」という強い“意志”をもって、規模拡大しない、あるいは規模を縮小する酪農家がいるのだということを忘れないで下さい。それは、「生産拡大」一辺倒の流れの中で大変勇気のいることです。だからこそ、自然と人と牛の健やかなあり方・生き方を求めて努力している農家が評価される農政になるよう、私たちはがんばっていかなければならないと、私は思っています。
    畠山同志の今後、大いに期待しています。ともにがんばりましょう。

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  3.  阿保さん、コメントありがとうございます!

     忘れられない1日ですし、忘れてはいけない1日だとも痛感しました。
     託された願いの重さを考えたら、今日をスタートにさらに頑張らなければと思いました!

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  4.  中村さん、コメントありがとうございます!

     規模拡大に加えて生産拡大が、乳牛にも負担になっていると聞きました。
     病気にもなりやすいし寿命も短くなるし……で、農水省は性判別精液などで牝牛を増やすというのも、また自然の成り行きから矛盾したことをやろうとしているんですよね。
     その中でのマイペース酪農は、本当に勇気のいることですし、もっと光が当たっていいと私も思います。
     何より私自身がその事を忘れないで、これからの論戦にも取り組んでがんばります。
     ユーモアはもう少し余裕が出るまで(苦笑)、お待ちくださいね。

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