全国農業委員会会長大会に合わせて、北海道選出国会議員や日本共産党への要請も相次ぎ受けた1日。たくさん宿題も見つけました。
昨年も同じ時期に、同じように大会や要請があって、初めてのことばかりで緊張しながら話を伺ったことを思い出しました。
とはいえ今とて余裕があるわけでもなく、あらためて現状を聞きながら、もっとがんばらなきゃなと感じたわけです。
どこでも話題になったのは、今の農政は農家の現状が出発点ではなく、規制改革会議や産業競争力会議に代表されるような経済界の要望が出発点になっているのではないか、ということ。
いま参議院で審議中の、限定的ながら企業の農地所有を認める特区法案が象徴的です。
私も質問で述べましたが、所有を求める企業の1つにオリックスがあります。
その役員をやっている竹中平蔵氏が、上記の政府機関の会議で、みずから特区の道筋をつけるのですから甚だしい。
「実態をふまえた農政をやってほしいよ」との思いは、多くの農業者の本音だと思います。
担い手対策、価格の安定、流通における価格交渉力‥‥もちろんTPPも重要テーマ。
北海道と本州での条件や気候の違いもありますし、品目が違えば、また対策も違ってくる。
しかし、きめ細かい施策があってこそ日本の食料供給が守られているんですよね。
食料を自国でまかなえてこそ先進国。
2月の予算委員会地方公聴会で、このような訴えを聞き、とても納得しました。
まだまだやるべきことは多い、のです。
【今日の句】 食わずして 人は生きられ ないのだし
こんばんは、そういうことなんです。
返信削除自分は常日頃価額安定化の為に食べ物を廃棄処分することに反対です。
貧困国にインフラ整備も必要でしょうがアスファルトは食べれません。
採れすぎたなら、ドライ加工して貧困国などに積極的に配るべきです。
お金ばかりではなくまだまだあるはずです。
その食料が子供を健全に育て、巡りめぐってマンパワーとして未来の地球に還元されると思います。
レイミステリオさん、コメントありがとうございます。
削除世界人口が爆発的に増加するなかで、つくれる場所ではきちんとつくるし、そのために各国政府が農林漁業を支援することを当然の流れにしなければいけませんね。
日本が本来、その先頭に立つべく私もがんばりますね。
おはようございます。
返信削除なかなか覗く機会がないですが、申し訳ありません。
国土の小さい日本では資本主義より先ずは食料自給率を上げ全ての人が食べ物に困らないようにするのは必須いです。
衣食住が困難な状況は犯罪の温床にもなりますし、価格の為の処分は地球そのものに対する人間の冒涜で傲慢です。
国債を増やしても数十年先を見越して行動して頂きたい。