2016年12月25日日曜日

今がやる時、と思ったから

 しんぶん赤旗(北海道・東北版)の年明け企画として、「ユニキタ」のみなさんと対談に。若い力に負けずに、私もがんばらないと!

 ユニキタ(Unite & Fight Hokkaido)は、昨年の安保法案=戦争法案反対を掲げて活動を始めた札幌圏の青年たちのグループ。

 今は「憲法を大切にしたい」キャンペーンをツイッターにておこなっていますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

 さて、対談の中身は来年までお楽しみということですが、青年たちの熱い思いがあふれる、刺激的な対談になりました。

 私からも、何が彼らを行動に駆り立てるのかを、ぜひ聞いてみたかったのです。

 「今がやる時、と思ったから」

 「後悔したくなかったから」

 シンプルだけど力強い、偽りのない本音。

 その言葉を聞いて、私も2つの自分の思いを語りました。

 1つは、自分が「戦争を止めるため、自分に何ができるか」を考えるきっかけとなった湾岸戦争時。

 教育大学に通い教員をめざしていたころで、将来に子どもたちから自分の態度を問われたときに、このままでいいのかと思ったのです。

 どの教員だって子どもたちに平和な社会をつくろうと必ず言うわけで、しかし自分は何も行動していないでいいのだろうか、と考えた時でした。

 しかし当時は「政治活動は就職に不利」という空気があって、もどかしい思いをしたことを覚えています。

 もう1つが、党の専従職員となってからのイラク戦争時。

 世界中で反対の世論が沸き起こり、日本でも青年たちでのデモが始まったころ。

 この時に札幌で、彼氏が自衛官という若い女性が、たった一人で自衛隊の派遣に反対する署名を集めていた新聞記事が報道されたのです。

 「これが戦争の現実」だと身近に感じ、私自身もショックを受けたことを今も覚えています。

 そして昨年の戦争法案反対の運動を振り返れば、いろんな苦労がありつつも「今がやる時」と多くの青年が声をあげたことは、本当に頼もしく、議員となった私も初心を忘れずにがんばらなければと思った--このようなことを、ユニキタの青年たちに話しました。

 政治に関心を持っている青年も少なからずいる、もっと政治を話せる場をつくりたい、と彼らも豊富を語っていましたが私も心から同意。

 本当に民主主義国家と言える日本にしていきたい。

 主権者として国民が声をあげることは当たり前だし、それを政権側は一番おそれているはずです。

 少しずつ勇気を出し合うことで、必ず社会や政治は変えられる!

 【今日の句】 世代超え 心つながる 喜びが

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