2017年4月30日日曜日

記録と検証の大切さ

 新聞おすすめなどで歩く途中、渡辺洋一郎・芽室町議が事務所に来てくださり「水害の記憶 台風10号による災害」を届けてくださいました。

 実は昨日、渡辺町議のお母さんから連絡を受けていたのですが、ちょうど事務所にいた時間に来ていただき会えてよかった!

 昨年8~9月にかけて北海道全域を襲った4つの台風で、芽室町でも全壊1棟、半壊3棟、床上浸水53棟、床下浸水66棟はじめ農地や橋梁・道路などで大きな被害が出ました。

 西町へ調査に行ったときは水が引いた後でしたが、まだ残っていた泥の跡が生々しかったことを覚えています。

 この災害資料集は「芽室台風災害を記録する会」によるもので、1972年にも浸水被害が起きたことが教訓として生かされていたのだろうかとの疑問も示しています。

 記録の大事さ、検証の大切さが、この資料集からも伝わってきます。

 聞き取られている当時の様子が、とても具体的です。

 例えば--「地下収納庫のふたが持ち上げられるように入ってきて、膝くらいだった深さが一気に胸ぐらいまでになり、そのまま1時間くらい水に浸かったままだった‥‥北隣の2階に避難、着替えさせてもらった。途中、ドラム缶や丸太が流れているのが見えた」

 水道代の補助、川の堤防強化、避難情報の徹底‥‥などの多くの要求も書かれており、今後に生かさなければいけないと思いました。

 気候変動への対処が大きな政治課題となっているなかで、それを防ぐ施策と、実際に起きたときの支援を具体化していかなければなりません。

 まずは、この資料集をしっかり読んでおきたい。

 さて、今日は党支部のみなさんと入党や「しんぶん赤旗」のおすすめに歩いたのですが、留守も多くてなかなか苦戦。

 しかし、このように粘り強く政治変革を呼びかけている力があったからこそ、この間の前進につながっているんですよね。

 私も地に足をつけて、国会内外で力を尽くします。

 【今日の句】 教訓を 学びくらしは 守られる

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