胆振東部地震から5ヵ月を前に厚真町へ、日高管内まで足を運び浦河町まで。各町長さんと懇談し、キーワードは「地域に寄り添って」と痛感しました。
今日は紙智子参議院議員の園山あゆみ秘書が東京から駆けつけ、終日いっしょにまわりました。北海道から国会へ情報を伝えるのは私にとっても大事な仕事ですが、今回は同行してもらえて私も心強い。行く先々でも喜んでもらえてよかったです。
いちばん被害が大きかった吉野地区などには「土砂、農地など一気に今年のうちに進める予定でいます。住民が前を向けるようにしていきたい」と力を込められました。町へ入ってすぐ私も吉野地区をまわってきたのですが、まだ土砂崩れや家屋崩壊がそのままの場所もあります。町長さんは「ご家族は今も胸の痛みを抱えています」とも述べられ、本当の重い課題であることを実感しました。
いずれにしても国への要望も明確な形で寄せられたので、しっかり反映させていきたい。先だって町職員さんと、制度の活用などで話し合いや情報交換もさせてもらいました。少ない職員で、通常業務に加えて復興業務が待ち構えているだけに、やっぱり職員の応援が必要であることも合わせて感じました。
ルーラル団地では、以前に続き住民のみなさんから要望をうかがいました。地盤がゆがんでいることから、土壌調査と解析、工法の決定などを住民合意で進めることになるのですが、もちろん時間がかかります。早く家を直したい、という方にとっては現状の支援では物足りないという話もあります。一方で、時間はかかりますが面的に整備していく事業を進めれば、負担が軽くなる可能性もあります。この兼ね合いが、なかなか難しい。
町職員のみなさんにお会いしたのは、そのような実態を伝えることでもありました。今後のまちづくりを考えても、住民と行政が対立するようでは進みません。うまく心が砕かれていくように少しながら私もお手伝いしていきたいし、国や道へ言うべきことも言わなければと痛感しました。
日高本線のバス転換に向けた動きが慌ただしくなっていることもあり、そのまま新ひだか町へ。谷その子町議といっしょに「日高線を守る会」のみなさんから、話をうかがいました。JR北海道が「廃線を容認すれば、護岸を復旧する」という、あまりに逆さまな提案に疑問の声があがっています。バスに転換したとしても、どれだけの運転手を確保できる見通しがあるのか。単純な話ではないし、この時点で廃線を決断することが妥当なのでしょうか。
浦河町では、池田拓町長と懇談させていただきました。荻野節子町議、党道議団の紙谷恭平事務局次長も同席しました。池田町長は「政治の誤りは政治がただすべき」との立場を貫かれてきています。「政治の誤り」とは国鉄の分割民営化について、「羊羹の切り方を間違えた」と言われるような分割をしたことを差します。
赤字だからということを理由にすれば、地方での公共インフラは極端に言えば何も残りません。人口が少ない地域でも、農林漁業で国民の胃袋を満たし、大事な観光地としても大きな意義があるのです。だから黒字部分が赤字部分をカバーするのだし、そもそも国が大きな役割を果たすべきです。
「日高線は『銀河鉄道の夜』のモデルにもなった、と言われているんですよ」と池田町長さん。調べてみて、なるほど、確かにそうかもしれないと思いました。日高線が走って
ときに、夜に乗車したことがあります。夜に見える海の風景が、とても印象的でした。
うまくまとめられないのですが、多くのことを学べた1日でした。学んだだけでなく、しっかり国政・道政に反映させたい。身が引き締まる思いです。
【今日の句】あの偽装 もっとみんなで 怒らなきゃ
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