そんなドタバタのさなかに、知事候補の石川ともひろさんが事務所へごあいさつに見えられました。疲れも見せずに選挙戦を振り返る石川さんに、ねぎらいの言葉とあわせて、掲げた公約の実現に力を合わせていくことを青山慶二道委員長からも表明しました。数年前までは考えられなかった交流や共闘が、このように進んできたことは嬉しいことです。

石川さんからは「民意のねじれ」の言及もありました。マスコミの調査ではカジノ反対が7割を占め、泊原発についても再稼働反対は多数の状況が続いています。それでも選挙では自民・公明が推薦する候補に投票されている現実。政策とともにアプローチや発信についても話題になりました。
札幌市長候補だった渡辺たつおさんも事務所に見えられました。選対本部長は新社会党から出てもらって、ずっと一緒の行動もしてきました。こういう関係も、数年前には考えられなかったこと。そのうえ、出馬表明からの短い時間で約3割もの得票が寄せられたというのは、札幌市政に対する潜在的な不満が、候補を擁立したことで顕在化できたわけですから大きな意義がありました。

その札幌市ですが、冒頭に書いたように10区で10議席を獲得(うち8人が女性!)する躍進となりました。秋元市政への批判票が寄せられただけでなく、アクセス道路といった大型開発へ税金が注がれることの是非で議論が深まったことも反映したと思います。増えたからと言って喜ぶことよりも、党としての責任も重くなったわけですし、ここからがスタートなのです。
道議選挙は、北区の佐野さんの議席を失ってしまい1議席減となりました。これからは新しい知事のもとでの議会活動となるだけに、道議会でも新たなスタートです。先ほど述べたように「民意のねじれ」があるもとで、多数の道民要求を実現する立場で力を尽くすことになります。私も気が引き締まります。
多くの方から日本共産党へのご支援を、お寄せいただきました。十分にこたえられない結果もありました。まだ後半戦も続きますし、月も替われば参議院選挙へ本格的に切り替えです。引き続き日本共産党予定候補へのご支援を、心からお願いします!
【今日の句】じっと冬 力たくわえ 花が咲く
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