2019年4月11日木曜日

子どもも先生もパンクしないよう

 ところで、わが家の子どもたちは中2・小2へと進級しました。すぐに学校ではテストもあり、どの子も新しい環境に慣れるまで落ち着かない4月かもしれませんね。

 中学生は副教材や部活動などの出費もあり、家計が苦しいという方も多いのではないでしょうか。次々と1万円札が飛んでいく4月、教育費の負担を軽くすることが必要だと痛感する季節でもあります。

 例えば宿泊学習について、出欠を記入して提出します。一定の金額を出せずに、欠席とする子どもたちが出ないのだろうかと心配になります。義務教育なのに、お金のことで受けられない課外授業などがあっては本来いけないはずです。

 小2の子は、今日が初めての6時間授業。6時間目は音楽だったこともあり特に疲れた様子はなかったようですが、学校の先生も残業必至でしょう。小学校では英語も教科化されていくもとで、子どもも先生もパンクしないかと心配になります。

 日本の教育政策は、財界の意向も受けて、競争と選別が強化されてきています。加えて安倍政権のもと、教育基本法の改悪を受けた道徳的・画一的な土壌も強まっているのではないでしょうか。教育の現場にいた者として、声にならない声をしっかり見ていきたい。教育は統制の手段ではありません。

 【今日の句】教育は 大臣にこそ 必要で

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