今日も聞かれた安倍政権への不満。コロナ専門家会議の議事録を作らず、持続化給付金の業務委託にかかわる入札調書は黒塗り--政府は何を隠しているのでしょうか。森友・加計・「桜」の各疑惑に、黒川弘務氏への軽い処分など、隠ぺい・不透明な姿勢にガマンならないのです。
かつてないコロナ対策だけに、後世に検証できるよう記録を残すことが必要です。政府も今回の事態は、公文書管理ガイドラインにもとづく「歴史的緊急事態」と指定しているのに、専門家会議は政策決定などをおこなわない会議だからと、議事録がない状況を「適切」と菅官房長官は突っぱねています。一方で、専門家会議の尾身副座長は「今からでも公開すべき」と発言しています。
中小企業などへの持続化給付金は、その業務が委託されたのは「一般社団法人デザインサービス推進協議会」です。委託にあたっての入札価格は769億円(消費税込み)でしたが、その協議会から電通へと749億円で再委託されていました。しかも、同協議会のホームページやNTT番号案内などの届けが見当たらず、野党が入札調書を求めたところ黒塗りで提出されたのです。公共調達は、透明性・公正性を財務省から求められているにもかかわらず、です。
黒川氏の辞任にともなう集中審議を、野党は強く求めています。これ1つとっても大問題だし、第2次補正予算で予備費に10兆円も積んで国会審議さえ無視するようなことも放置できません。追及から逃げたいという安倍首相の姿勢が表れています。本当に腹立たしい。コロナ禍での苦難軽減とともに、世論を広げていかなければ。
【今日の句】暗闇を 許さぬ力 民にあり
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