発熱外来の確保にも、医師・看護師の感染(あるいは濃厚接触)が広がり、そもそもの医療体制が厳しくなっています。余裕をもって空床にしていると、患者を入れない「幽霊病床」などと報じて問題視するマスコミもあり、ますます医療現場の多忙がくりかえされる状況になっているのです。
ただでさえ慢性的に人員不足の医療分野。現場に必要なのは「人と予算」といいます。このようなツケが蓄積されたのは、自公政権で社会保障抑制路線を続けてきたから。紙議員にしっかり要請の内容を伝えるとともに、命やくらし最優先の政治へ抜本的に変えましょうと、私からも述べました。
同友会では、踏み込んだ政策提起への評価もいただきつつ、ゼロ金利からの出口戦略や内部留保課税の整理・課題も話題となりました。地域ごとに協議体をつくり、自治体や金融機関なども含めた枠組みづくりの必要性も共有でき、「骨太の問題意識を持っている金融機関もあります。懇談できたらいいですね」とのアドバイスもいただきました。
これから国会では補正予算の審議となりますが、当面の対策とともに、骨太の方向性の議論と地域での合意形成が必要だと感じます。加速する人口減少とあわせて問題意識も共有できるはず。団体などの垣根にとらわれず、落ち着いた話し合いを積み重ねていきたいです。
【今日の句】この苦難 総理は本当に 見えてるか
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