2011年1月19日水曜日

除排雪一つ取っても、国と地方の関係が問われる

 一昨日までの豪雪被害調査に合わせて、除排雪の深刻さが明らかになっていることから党として要請などを準備しています。

 報道にもありますが、歩道の雪山を1mほど残し気温上昇で溶けるのを待つ「カット除雪」とした国道でも(いや、だからこそ)、不満の声が高まっています。

 民主党政権のもとでの予算削減が現れた形ですが、それでも開発関連予算も違う形で使えば、ずいぶん解決できるのではとも思います。

 ここ何年かで、豪雨・豪雪が集中・局地型という特徴を帯びてきているように感じます。

 気候変動に関する部分もあるでしょうし、国のかたちが大きく変わる問題であるからこそ、きちんと体系的な政策を実行する必要があります。

 同時に、自然災害に対応する「政治的備え」も柔軟性が問われていると思います。

 いろんな準備や打ち合わせなどをしながら、国政と地方政治のあり方とを、やっぱり考えざるを得ません。

 道や市町村が機敏に対応した時に国が支援できる仕組みや、国の責任での「備え」を保障しておくやり方はできないものか。

 ‥‥と言いつつ、私も我が家の除雪には手をかけてません。というか、手をかける時間が取れないんです (^^;)

 我が家で車を出せないくらいは大した問題ではありませんが、落雪によって亡くなる方が出たり、救急車・消防車が通れない道があるのでは、やっぱり政治の力で解決しなければとの思いを強くします。

 【今日の句】 雪だけは タイガーマスクも 手に負えず

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