1日中の会議の後、夜に長橋清さんの「お別れの会」に足を運びました。
長橋さんは、故多田光雄衆議院議員と児玉健次元衆議院議員の、各事務所長などを務められました。
クレジット・サラ金問題で苦しむ方が増えたころ、被害者救済の「陽は昇る会」立ち上げ・運営に関わってきました。
樺太生まれの12人きょうだい、戦後に苦労して樺太から稚内、小樽へと家族で渡ってきたそうです。
戦前の貧困と、戦争の仕組みを学び衝撃を受けた長橋さんは、命を懸けて戦争反対を貫いてきた日本共産党へと入党。
このように経歴を書くと、ものすごい猛者ぶりの方を連想しますが、実際の長橋さんは穏やかで笑顔の絶えない方でした。
大通にある国会議員団北海道事務所に、私が候補活動のため来た時にも事務所の2階で相談活動をされていました。
その後は入退院を繰り返して、じっくりと長橋さんと話す機会もなかった私でしたが、あらためて今日、素晴らしい方と仕事をともにしていたんだなと実感しました。
サラ金・クレジット関係で相談に乗った方は、1000人を超えていたそうです。
長橋さん。
月並みな言葉なのかもしれませんが、あなたの意思を継いで自由と民主主義が花開く社会をつくるためにがんばります。
人を愛し、互いが尊重される人間社会をめざします。
誰かが亡くなることは悲しいことですが、その意思を継ぐ者がいたからこそ、社会は変わってきました。
このような伝統ある党を、もっと強く大きく、そして多くの方に知ってもらえるよう決意を新たにする夜でした。
【今日の句】 笑みが持つ 強さは明日の 道になり
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