2012年6月28日木曜日

農家の誇り

  今日は鈴木龍次・小選挙区5区予定候補と、当別町・石狩市を回りました。まるで夏のような日差し!が暑かったです。

 泉亭俊彦・当別町長さんとは、昨年2月におこなわれたTPP反対集会でごあいさつした以来で、じっくりと町づくりと農業の展望についてのお話を伺えました。

 消費税増税でも党の「提言」の中身で、各界のみなさんと懇談を続けていることを紹介すると「考えの違いはあっても、飛び込んで話し合いをすることは大事なことですね」と、お応えいただきました。

その後は農協や土地改良区などを回りましたが、どこでもTPPが必ず話の中心を占め、あらためて「オール北海道」でのTPP反対の声の大きさを実感しました。

 懇談には、元町議で農家の堀梅治さんが同行してくださったのですが、泥炭地での土地改良や研究を重ねるなかで、農業を基幹産業にまで進めてきた歴史も知ることができました。

 懇談では「こうやって国民の食料を供給している、私たち農家の誇りを政府はわかってほしい」との話もあり、私も同感です。

 単に効率性や採算性だけの数字で一面的に評価し、農業の多面的機能も、食料の安全保障の側面も、まったく考慮しない政治家の発言があることも問題です。

 農業を国の基幹産業に据えることを、日本共産党は綱領に明記しています。

 世界的な人口増加のなかで、食料の安定供給は、いま国が果たすべき大きな仕事の1つだと思います。

 大規模農家が多い北海道でも、TPPによる関税ゼロでは太刀打ちできません。

 国が食料を捨てるということは、国民の命を捨て、農山村を捨てるということ。

 そもそもTPPは農業だけでなく、医療・金融・公共事業などなど、国民生活のあらゆる分野にかかわる問題。

 「つまりは日本の主権を奪われる、ということだ」という指摘も、今日の懇談では出されました。

 一貫してTPPストップと、打開の展望を示す日本共産党の議席を、だから北海道でこそ!

 宣伝で訴える時にも、力が入りました。

 【今日の句】 一粒は 水と土との 贈り物

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