2012年7月22日日曜日

F16戦闘機墜落と、オスプレイ配備の共通の問題

 今日から小選挙区8区内のキャラバン。北斗市での街頭宣伝中に届いた連絡は米軍F16戦闘機が根室沖で墜落!というものでした。

 海上で他の被害も出ておらず、パイロットも無事ということにはホッとしましたが、このような事故はいつでも起こりうるということを再認識しました。

 おりしも今日は、釜山港をオスプレイ輸送船が出港し、搬入先である岩国では1000人を超える反対集会も開かれました。

 「期待を裏切られた」(岩国市長)、「憤りを感じている」(山口県知事)と首長からも相次ぐ批判の声があり、このまま「日米安保条約があるから」ということで強行すれば、その安保条約が根本から問われることにもなります。

 野田首相が「アメリカにどうこう言えない」という主旨の発言にも、「日本の主権はどこに行った」との声も出ています。

 日本の航空法では、オートローテーション機能のないヘリコプターは飛行が認められていませんが、オスプレイは関係なしということでしょうか。

 米国でも「V22プログラム審査専門委員会」の報告書では、「V22は他のどのヘリよりも自動回転能力が劣っている」「エンジン停止時の運航方法を見直すべきだ」と提起しています。

 オスプレイの技術データの元主任分析官レックス・リボロ氏も「オートローテーション機能の欠如による事故はいつか起こり得る」「(エンジンが停止すれば)MV22は操縦不能になり、どこにでも墜落する」と指摘しています。

 F16戦闘機の墜落と、オスプレイ配備とは別の問題ですが、根っこでは米国が日本を軍事的配下に置いている点で共通の問題があるのではないでしょうか。

 国民の安全より日米安保条約を優先する姿勢に、沖縄でも山口でも、怒りが広がっているんです。

 日米安保条約を認める方であっても、いわば軍用機1つぐらいについてキチンとモノ言える関係でないといけない、という方もいるのでは。

 民主党政権でも、アメリカいいなりが代わらないなかで、相手がどの国でも正面から提起する日本共産党を大きくしないと!と、街頭からも訴えました。

 北斗市での街頭宣伝の後は、函館民主商工会・総会後の懇親会でごあいさつ。

 明日も函館市を中心に、宣伝や「つどい」に取り組みます。

 【今日の句】 官邸に 落ちても何も 言わぬのか

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