2013年2月22日金曜日

深地層研究センターを、このまま続けていいのか

 しばらく行けなかった道庁前行動に、30分だけですが参加。着いた途端に雪が降り始め、寒さも厳しく‥‥毎週の主催とスタッフには本当に頭が下がります。

 今日の昼には(私は行けませんでしたが)幌延・深地層研究センターでのガス濃度上昇や湧水急増の問題で、道庁への要請がおこなわれています。

 要請者は「核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会」と「高レベル放射性廃棄物処理施設誘致反対豊富町民の会」。

 道庁前行動を終えて、用があって事務所に戻ると今日の要請文が届いていました。

 原子力研究開発機構の情報隠しには、強い不安と批判があると要請書では述べています。

 もともと乳業メーカーなども頼るほど地下水が豊富なこの地域で、何のための研究というのでしょう。

 推定M7.6と言われるサロベツ活断層帯の間近で、どうしようというんでしょう。

 常に地元では「このまま核廃棄物の処理施設にされるのでは」との不安が尽きません。

 そういう中でも研究すると言うのなら、最低でも住民に対する情報公開と説明責任は果たされるべき。

 しかし豊富町でも、所長による説明会は避け続けられていると言います。

 こういう状況を打開すべき要請なのに、道は「主体性なき態度」だったようです。

 地方自治体の仕事は、住民の声を地方政治はもちろん国や関係団体にも反映させること。

 「私たちの権限ではありません」は、法律的には正しくても、住民の立場では納得できません。

 道庁には、きちんと道民の立場で監視する責任があるはずです。

 もちろん大元の文部科学省が、最大の責任を果たすべきです。

 核廃棄物問題だけでなく、そもそも避難せざるを得ない労働環境ということなんだし、見学者も行ける場所なんだから、安全対策の面でも行政が行動すべきです。

 しっかり国会や道議会へ、この問題が反映されるよう私もがんばります!

 【今日の句】 このゴミを 電力会社で 引き取るの?

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