2013年2月19日火曜日

憲法問題は、安倍首相にとってトラウマではないか

 私が代表委員を務める安保破棄道実行委員会も主催団体の1つとして、憲法問題講演会をおこないました。講師は東京慈恵会医科大学の小沢隆一先生です。

 1996年以来、最低の得票数(比例)で最高の議席を取った自民党。

 もちろん小選挙区制度の弊害ですが、それは国民との矛盾があるとの証拠。

 安倍首相は、そもそも2006年~2007年時に憲法改悪をもくろみました。

 改憲手続法を、数を頼みに強行し、そのやり方に共同歩調だった民主党が採決では反対しました(小沢代表(当時)の戦略もありました)。

 そして参院選で「憲法改定」を掲げた安倍自民党は惨敗し、参院がねじれることに。

 この結果もあり、安倍首相は体調不良もあって辞任するに至りました。

 そう考えると、安倍首相が決意を持って憲法改悪に進む意味もわかるけど、それは安倍首相にとっての「トラウマ」ということも意味しているのでは。

 強い国民の反対を前にすれば、きっと当時を思い起こすでしょう。

 実際、先ほど書いたように自民党は国民のなかでは「少数与党」です。

 維新の会やみんなの党が悪い方へと、けしかける点は心配ですが、そう簡単に憲法改悪の道は進めないだけの結果をつくってきたのです。

 今日の講演でも、小沢先生からは当時の運動について詳しく述べられました。

 しっかり学び、一点で運動を広げていく。

 やればできるし、やってきた。

 憲法を生かす道こそ、新しい日本の姿でもあるんだから!

 【今日の句】 民意から 離れた政権 未来なし

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