2013年4月23日火曜日

福島の現状を見れば、即時原発ゼロが一番だ

 今日は東京・党中央委員会で、原発問題での会議に参加。原発立地県で広がる様々な取り組みに学びながら、6月2日に予定されている「NO NUKES DAY」の取り組みにも力をあげなきゃ、と思いました。

 福島から参加した神山県議さんからも、現状をお聞きしました。

 ネズミの事故にしても、東電や国に危機感がなさすぎる、と。

 野田政権の「収束宣言」により帰還が進められ、賠償や支援策の打ち切りが生まれてもいる。

 仮設住宅に避難した方の話--

 「いつまで仮設に住むことになるのか‥‥災害復興公営住宅にも入れない」(やっと建ったのは500戸だけ!)

 「若い人は仕事を求めて県外へ、子どもは学校のある場所へ。仮設は年寄りだけで、家族みんなバラバラ」

 「家はネズミの糞だらけ。東電がかけた屋根のシートもボロボロで、もう住める状況にない」

 「帰還困難区域は、表土を10cm削っても40mSv」

 --福島を「原点」に、原発ゼロの運動を広げないといけないと痛感です。

 こんな実態を前に、どうして安倍政権は「最高水準の安全」新基準を盾に再稼働を求めるのか。

 その新基準(案)だって、必要な対策を先延ばしにしてもOKだと、骨抜きの状況も明らかになってきました。

 札幌では今日、道労連や原発連による会議があり、福島県労連議長・斎藤さんが同じような苦難の現状を話されているはず。

 そちらに参加できなかったのは残念ですが、全国の運動の状況も知り、もっと北海道もがんばろうと思いました。

 ただちに原発ゼロへ!

 【今日の句】 首相には 避難の痛み 見えてるか

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