そもそも「実は流出は300トンでした」と今さら言うことに腹も立つけど、どう解決するかの検討もつかない状態は異常過ぎますよね。暗い気持ちにもなってしまいます。
汚染水に限らず、高濃度の福島原発敷地内では、どうしても作業時間が短くなる。
現場には、このような作業に慣れていない労働者が多くなるのも当然。
熟練技術者などは被ばく蓄積で入れず、作業などの全体像を見られる人も少ないと言います。
それなのに。
なぜ安倍首相も自民・公明政権も、原発再稼動?
いま急ぐべきは再稼動でなく、この危機を解決するために、まずすべての英知を集める体制をつくるべきなのではないですか。
汚染水対策は、国でも検討されてきた形跡も見えていない。
現状を「危機」と、とらえていないのでしょうか。
そう考えると、日本という国が足元から壊れていく感じを受けます。
今日は紙智子参議院議員、森つねと道国政相談室長と訪問・懇談でまわり、道庁前行動にも参加しました。
懇談先でも、話題の1つは原発。
再生可能エネルギーの発展方向も、話し合いました。
道庁前では、紙さんが福島県で漁業者と懇談したことを紹介しました。
「海に出られない」
漁師にとって、こんな辛いことはない。
いろいろ手をつけるべきことはあるのでしょうが、まず私なら電力会社の情報公開を徹底的に求めたい。
事故の原因究明が、あらゆる出発点になると思います。
収束作業も、廃炉にするのにも、全面賠償をするのにも、東電はじめ電力業界・金融機関などが責任を負うことが第一義的だと思います。
今こそ廃炉の積立金などを用いたら、どうでしょう。
事故から2年半が経つのに、収束どころかレベル3の事態が生まれているなんて。
原発をやめる、政治決断をすぐに!
【今日の句】 盲目の 政治に未来 託せない
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