派遣業務の拡大が厚労省研究会で報告され、福島原発の汚染水問題は「レベル3」へ引き上げ、そして負担増の社会保障制度改革プログラム法案を閣議決定‥‥こんな重大問題が次々と、あっさり進んでいいの‥‥・?
派遣業務の拡大へ規制緩和というのは、今は無期限に派遣できるのは通訳など26業務に限られていますが、この区分をなくすというもの。
1企業で最長3年というルールが撤廃されるので、そうなると派遣社員を随時入れ替えて延々と続けられることになります。
これが特に製造業で取り入れられたら、リーマンショック時の「派遣切り」が再来する基盤が作られることになります。
これはイカンと不十分ながらできた規制を、あっさりと自民党は財界の要望を聞いて、変えてしまうのか。
福島原発の汚染水は、東京電力も実態を隠してか、ようやく300トンも漏れていたことを認めました。
その事実を前にしても政府の反応はなく、逆に原発推進・海外輸出。
財界・電力業界の、思うがままでは。
そして長たらしい「社会保障制度改革プログラム法案」は、医療費負担増や介護の軽度者切捨てなどを進めるというもの。
消費税を増税するというのに、なぜ社会保障が悪くなるの?
‥‥大企業への法人税減税や、国土強靭化の名でバラマかれる大型公共事業に、その分が費やされるのでしょう。
ここでも結局、財界や大企業本位。
こんなこと、やっぱり私は許せない。
こんな国づくりが、どこへ行くのでしょう。
さらに貧困が広がり、放射能汚染は終わらず、金のない人は安心な生活も送れない--。
小泉政権から続いた構造改革が、さらに速度を上げて迫っています。
でも、これは必ず国民からの反撃が来る。
それはきっと、倍返し!
カウンターの力は、日本共産党が大きな力をつけること。
がんばらなければ。
【今日の句】 利益しか 見えない政府に 先はなし
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