2013年10月17日木曜日

北海道政も、これだけ問題がある

 国会論戦が始まり安倍首相の答弁に腹を立てながら、夜に「明るい革新道政をつくる会」の学習・報告会に参加しました。道原発連の代表委員として、私が「泊原発と道政」のテーマで話しました。

 中身は10月9日のブログにも書いた、道庁への申し入れが中心です。

 私の他に真下紀子道議の議会報告、道生連・佐藤さんから「道政と福祉行政」、道教組・新保さんから「教育と道政」でのお話がありました。

 あらためて高橋道政のもとで、道民生活や教育に対しての冷たさが見てとれます。

 くらしのうえで深刻だと思ったのは、国民健康保険。

 最も高いのは猿払村(1人あたり160,128円!)で、平均92,717円でも負担が重いのに、道は収納率向上で赤字解消を進めようとしています。

 いっけん未払いをなくせば確かに解決するかのように思えますが、実際は高すぎる保険料(税)のために、どうしても払えずに滞納しているというのが実態。

 90万世帯のうち約13万世帯が、滞納せざるを得ない状況です。

 負担が重過ぎて払えないんだから、軽減補助制度で収納率を上げるほうが効果的です。

 収納率向上と合わせ、滞納整理機構が財産調査と差し押さえ処分をしていますが、その事務局長は何と道振興局からの派遣人事です。

 これで国が進めようとする「国保の広域化」=道が保険者になるとなったら、どういう事態になるのでしょう。

 教育でも、道教委が教育現場を励ますどころか壊しているような、実態が報告されました。

 義務制も高校も統廃合をすすめ、わずか小学校で3点、中学校でコンマの差で届かなかった学力テスト平均点に追いつけとテストの強化。

 「国旗・国歌」通知を出し、政府でさえ「強制してはならない」と国会で答弁しているのに、指導の徹底を強調しています。

 しかも「君が代」の授業は通常3学期なのに、2学期の間に授業公開をおこなえという、まったく現場無視。

 服務規律調査、勤務実態調査など、管理統制の強まりには危機感を覚えました。

 「明るい会」では、このように分野ごとに高橋道政の実態を交流し、道政革新をめざします。

 安倍政権も、高橋道政も、このような政治・行政を続ければ、必ず矛盾に突き当たるはず。

 日本共産党に任せようと思ってもらえる力を、きちんとつけなければ!

 【今日の句】 強弁は 根拠の薄さ 見えてくる

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