現場に足場を置こう--小樽労連での学習会講師をして、あらためて議論を通じて実感しました。
党の「ブラック企業規制法案」の学習にと、お呼びいただいて小樽に足を運びました。
全道的には法人税を納められる企業は3割ほどですが、小樽はそれが25%であるほど中小・零細の企業が多い町でもあります。
必然的に経営が「ブラック」となる現状に置かれた企業が、多くもなります。
全国的傾向や大企業の動向などは私から話すことになりますが、小樽の実態から、いかに労働運動に反映させていくかが議論の中心になっていきます。
大企業が内部留保積み増しに「ブラック」となる実態と、中小企業のそれとは現れ方も解決方法も違ってくるでしょう。
それを明確にしていくのが、地方党機関にいる私のような立場の人間の仕事だと思います。
現実は、明日に生きられるかどうか、という方が多くいます。
何より国政の大元から変えるべきですが、それより早く、今でもやれるべきことをやらないと。
まだ考えもまとまってはいませんが、地に足をつけて考え抜かなければと痛感しています。
かたや国政を見れば、雇用破壊の議論が続いている現実。
個人としても組織としても、力をつけて立ち向かいたいと心から思います。
【今日の句】 明日もまた 職場に向かう 労働者
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