2013年12月1日日曜日

道教育委員会は、子どものための機関になっているのか

 昨日の夜から風邪っぽく‥‥今はあちこちの関節が痛く、みなさんも体調管理にはお気をつけくださいね。

 昨日は、昼間に知人の学校の先生と会い、夜は高校・障害児教育の教職員後援会の「つどい」で道政の問題点と、真下紀子道議の活動を報告しました。

 道教育委員会は、他県に比べても教育現場への管理・統制がひどすぎます。

 1つの象徴が、今年7月に出された通知。

 従来3学期の授業計画に組まれている「君が代」の指導を2学期におこない、しかも道教委としても見に行くというもの。

 そこまでやる理由は、単に「きちんと歌われていない」から。

 「君が代」に固執する姿勢も異常なら、教育課程を変えさせてチェックに来るというのも異例です。

 「私は『君が代』反対だけど、それでも3学期には一応教えてきた。何で2学期にやる必要があるの。教育委員会から来たけど10分だけで、何を見に来たのかって感じ」とは、昼間に会った知人の教員。

 夜の後援会でも、このような現場の実態を前に「共産党の道議が6人いたときは、全部の委員会に入れたし歯止めにもなってきた」と、子どもたちのためにも共産党を大きくしようと話し合われました。

 ここ数年の道教委は、子どもたちのためというより「秩序の維持」や「(点数化される)学力の向上」ばかりを追い求める姿勢が強まっています。

 背景には文部科学省の意向もあるし、政治と教育は独立したものとしても、高橋知事の姿勢が反映される側面もあるでしょう。

 管理を強めるよりも、教育環境を良くすることを急ぐべきではないでしょうか。

 さまざまな国政の重大課題がありますが、子どもと教育をめぐる状況も反動的方向が進んでいる安倍政権。

 この問題も正面から取り上げ、大きな世論と運動にしていかないと‥‥!

 【今日の句】 採決の 強行こそが 反秩序

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