労働者派遣法の改悪がねらわれています。派遣拡大=正規社員減少の、どこが「地方創生」なのか。まともな働くルールこそ景気回復の道!
北海道の非正規労働者は42%と全国2番目。
この10年間で、69万人から85万人に増えているんです。
そのうち年収200万円未満が82%!
勤労者全体の年間賃金は362万円(02年)から、323万円(13年)と約40万円も減りました。
それなのに、さらに派遣拡大?
大都市部だけでなく、地方都市にまで派遣というか非正規雇用の波は押し寄せている。
そもそも農林漁業や地場産業が苦境にあって、雇用自体が少ないのが実態です。
まずは大企業から安定した正規雇用拡大の道を。
中小企業には、税のみでなく社会保険料軽減など、雇用確保や賃金アップの原資をつくる政策を。
マンパワーが必要とされる医療・介護・福祉分野で、人件費にまわる助成の仕組みを。
観光や再生可能エネルギーなど、北海道の特性を生かした分野での重点投資を。
やれることは、いくらでもあるはずです。
外貨で稼ぐこと自体は否定しませんが、何より内需を大事にすることをしないで、何が日本政府なのでしょう。
もっと私たちからの発信も、強めなければ!
【今日の句】 働けど じっと見た手を 握りしめ
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