2015年7月16日木曜日

賛成した議員は、次の世代に胸を張れるのか

 憲法9条も、国民主権もふみにじる採決など認められない! 国会内外の活動に駆け回り、緊急に北海道に戻って千歳市で宣伝もおこないました。必ず「戦争法案」廃案に!

 写真は「全国教職員投票」記者会見で、教壇に立った者の1人としてあいさつをさせていただきました。

 「教職員投票」も、先月末からの短期間に3万を超える方が投票し、90数%が「戦争法案」に否定的でした。

 いま、子どもたちに対して大人は何を語るのか。

 特に、子どもたちの成長に少なからず影響を与える教職員が、彼らに何を語るのか。

 18歳選挙権の導入と合わせて、高校における政治についての教育に制限をかける案が与党から出ているようです。

 特定の政党ばかりを応援する授業なら問題でしょうが、どの先生も「主権者教育」には心血を注いでいます。

 教員と子どもたちの自主的判断力を信頼せず、制限だらけにすることが本当にいいのでしょうか。

 少し脇にそれましたが、会場でも言ったのですが私の言いたいのは、今の子どもたちに誰が胸を張って話ができるのか、ということです。

 だって昨日の委員会でも、与党議員が緊張した面持ちで委員会室を出るのを私は見ていました。

 与党で賛成したとして、自分のお子さんやお孫さんが戦場に行けと言われて、喜んで送り出すのでしょうか。

 そういう身近な問題として、多くの若者や母親、戦争体験者などが反対の声を上げているんです。

 だから胸を張って訴えぬきましょう!と、私から述べさせていただきました。

 国会は衆院本会議で、野党欠席のまま与党のみの単独採決。

 野党は院内抗議集会を開き、必ず廃案にと団結を固めました。

 私は緊急に北海道に戻ることとして、自衛隊員の多くいる町・千歳市で国会報告の街頭宣伝。

 足を止めて聞く方もいたそうで、ありがたいことですし、千歳市だからこそ敏感に感じる市民の肩も多くいるのだと思います。

 そういう声が集まって政権を包囲すれば、必ず廃案の道は開かれる。

 たたかいはこれから!

 【今日の句】 連休を はさめど暴挙は 忘れない

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