2016年1月4日月曜日

安倍政権3年間の暴走政治を問う

 第190通常国会が開会。安倍首相は記者会見で3年間の成果を強調しましたが、実際は民意に背く暴走ばかり‥‥厳しく論戦に挑まねば!

 今日は私も初心を忘れず、初登院と同じ「TPP STOP!」のネクタイを締めました。

 なお写真のSTOP!TPPのTシャツは、道労連が作成したもの(さすがにこれを着て本会議場には入れません)。

 国会周辺では約3500人が集まって「戦争法は今すぐ廃止!」のコールが鳴り響き、通常国会冒頭から与野党対決ムードが漂っています。

 今日の本会議の中心は、安倍首相の「最近の海外出張に関する報告」と、麻生財務相の財政演説(補正予算)を聞くこと。

 これを受けての代表質問は、衆議院で6日、参議院で7日に予定されています。

 予算委員会も始まりますので、ブログなどでも随時お知らせしていきますね。

 話は戻って安倍首相の記者会見を聞きましたが、成果を誇張しすぎていないでしょうか。

 「アベノミクス」で大企業の経常利益は6割以上も増加し、内部留保は300兆円を超えました。

 しかし、実質で見れば国民の所得は3年前を下回り、非正規雇用は4割にまで拡大。

 つまりトリクルダウンに頼っても日本経済は良くならない--これが今の日本の現実ではないのでしょうか。

 貧困と格差を是正し、内需を支える道へと転換することが求められていると思います。

 安倍政権時代を振り返れば、社会保障の削減、労働者派遣法の改悪、原発の再稼働、TPP、沖縄新基地建設の強行、秘密保護法・戦争法と日本の平和・民主主義を破してきた3年間。

 参院選を前に、見せかけの対策で乗り切ろうというのなら認められない。

 一方で、緊急事態条項を入り口に憲法を変えるとの、安倍首相のとんでもない意欲も伝わってきています。

 昨年の夏と変わらぬ国会周辺での怒りのコールの大きさに、私たち国会議員も本気で応えて行動しなければ。

 戦争法廃止と安倍政権の暴走阻止・転換へ、参院選も見据えて共同を広げつつ、日本共産党も大きくしなくちゃ。

 今日の日本農業新聞では、JA組合長へのアンケート結果が載っていました。

 安倍農政は「まったく」「どちらかと言えば」評価しないは合計で93%。
 
 TPPについては、国会決議を「守れていない」は92%。

 どの党の農業政策に期待するかは、「ない」50.1%、自民31.4%、共産7.8%、民主4.4%の順。

 日本共産党への期待が自民党に次いでいることはありがたいことですが、半数の組合長さんは政治に期待していないという厳しい現実も受け止めなければいけないと思います。

 どのように安倍政治を変えるのか、どんどん発信していかねば!

 【今日の句】 がっぷりと 四つに組むなら 共産党

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