2016年3月10日木曜日

被災地のリアル

 本会議を前後して有明問題での院内集会と懇談、夜には3.11を前に日弁連の集いへ。やるべきことの多さに、責任も感じた1日でした。

 すべてにおいて大事なことと理解しているつもりではありますが、石巻市出身の私としては、この時期は東北に思いを馳せざるを得ません。

 写真は東松島・阿部市長の講演ですが、その後に石巻市で在宅被災者の支援をされている話を聞いて、国では何をしなければいけないのかと痛感しました。

 私も、石巻市で経験したことがあります。

 昨年の宮城県議選挙で石巻市へ行った際、大街道地区で2階は無事だけど1階は流されているという家を見たのです。

 支援金を受け取ったら仮設には入れないし、さらなる支援金も受け取れない。

 結局、若干の家の手直しだけで今も住み続けているわけです。

 現地の報告では、トイレも風呂もなかったり、壁が直せず隙間風が吹き続け寒い冬を過ごしているなど、今も非常事態との告発がありました。

 国政の一端にいる者として、あらためてですが、責任を痛感したのでした。

 明日は石巻市の追悼式に参加する予定ですので、今日の話をふまえて被災地のリアルな現状を国政へ反映させたいと思っています。

 【今日の句】 なぜ公助 最後にしたんだ 言えるのか

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