2016年3月11日金曜日

言葉の重み

 追悼式への参加で来た石巻市。夕方にチラチラ雪も舞い、5年前の記憶を思い出された方もいたかもしれません。

 あらためて多くの犠牲があったことに、心から哀悼の意を表します。

 ご遺族のみなさまにもお見舞い申し上げます。

 何より今も苦しまれている、被災された全ての方々の力になれるよう決意も新たにしています。

 追悼式の前後に、打合せを兼ねて三浦一敏県議と日和山・大川小学校へも足を運びました。

 日和山から見た門脇方面には、復興公営住宅が建設中。

 大川小学校では、三浦県議のお知り合いの、お子さんを亡くされた方ともバッタリ会い、少しの間お話も聞きました。

  親御さんの中には、今だ学校跡に来られない方もいらっしゃるとのこと。

 胸がつぶれる思いで、話を伺いました。

 いくら政府が「復興は着実に進んでいる」と言おうと、受けた辛さは消えていない。

 成果が上がっていることを示したいだけに言っているのであれば、被災者に寄り添うとの総理の言葉は信じられなくなるでしょう。

 まだまだ政治のやるべき仕事はあるはずです。

 時間で言えば5年という節目ですが、一人ひとりの人生で言えば、まだまだ一区切りさえつかない方がたくさんいます。

 住まい、商売、健康……どこまで国は掌握しているのでしょうか。

 そういう時の議員なのですから、しっかり実態を反映させていきたい。

 【今日の句】 総理から 伝わる言葉 なかったなあ

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