国労組合員のみなさんが国会へ見えられ、JR北海道やリニア新幹線、ローカル線廃止問題などで意見交換。課題山積だと、あらためて痛感です。
関係する国会議員(衆議院=穀田、本村、清水、畠山、参議院=紙、山添)と秘書などが応対しました。
私からはJR北海道にかかわり、国会質問でも取り上げた日高線、その後の災害復旧、沿線自治体の現状なども聞いてきたことを紹介して、論戦と運動の両面でも力を尽くすことを述べました。
日高線でいえば、昨年から復旧工事が求められていたのに今年の台風被害まで実行されず、結局は被害が拡大している状況となりました。
優先すべきは復旧工事ですが、JR北海道は「復旧後の運営の見通し」も議題に交えて、先日は沿線自治体にも13億円もの拠出(上限分離方式となっても)を求めるありさまです。
口を開けば「JR北海道には、お金がないんです」となるわけですが、確かに保線・修繕費用の原資としてきた基金の運用益は低金利のもと十分に確保できていないわけで、延長線上で考えれば袋小路になるのも当然でしょう。
しかし、災害復旧は国の支援もあるし、お金がないというのなら公共交通を守る立場から、沿線自治体ではなく、JRは国へモノ言うことがあってもいいのでは。
沿線自治体や利用者に過度な負担を求めるというのは、根本には受益者負担の考えであって、公共交通という立場ではないと思います。
そこで国の果たす責任が問われるわけで、懇談では、国鉄の分割・民営化から30年を目前に、JR各社の格差が広がっており北海道のように矛盾が噴出していることの総括が必要との話にもなりました。
私も質問で国に求めましたが、この間の安全対策や規制緩和なども含めて、さらに詰めた形での検証が必要だと思います。
道内での運動を盛り上げて、道民的議論を広げることも大事だねと意見交換。
団会議・農林水産部会など連続して、今日もあっという間に1日が終わってしまい‥‥明日と明後日は北海道へ、原発事故避難問題に合わせて泊原発視察を、岩渕友議員と!
【今日の句】 リニアには どんと補正で 入れるのに
0 件のコメント:
コメントを投稿