昨日は北海道に戻り論戦準備の懇談、今日は15日からの党大会準備の中央委員会‥‥行ったり来たりの毎日です。
今度の通常国会で農林水産委員会には、安倍農政の特徴となる法案が提出される予定です。
「農業の成長産業化」を旗印に、農協・全農「改革」、農地集積の加速、生乳を扱う指定団体「改革」、収入保険の創設などなどに、種子法の廃止なども検討されているよう。
コスト削減と高付加価値化で、農家所得をあげる--としながらも、そもそも農産物価格が安い根本にメスを入れないでいいのでしょうか。
コスト削減が進めば、さらに低価格で買いたたかれることも想定されるわけで、流通・消費の面とともに、やはり価格低下を引き起こしてきた輸入農産物の問題や、農家の所得補償の必要性まで踏み込んだ議論をしなければと思っています。
欧米諸国は、農産物の競争力があると聞きます。
しかし、EUでは農家に対する所得補償がしっかりしていますし、歴史的には農家と協同組合の力で政治を動かし、世論にも働きかけた歴史があることも聞きました。
国会はもとより、農家が声をあげる状況もつくる必要があるし、協同組合本来の役割が発揮されるべき時だとも思います。
こんな感じで落ち着かない毎日ですが、党大会では北海道と全国の仲間にも会えるし、楽しみにしています。
【今日の句】 寒波にも 負けず歩くぞ 伊豆の山
0 件のコメント:
コメントを投稿