2017年8月12日土曜日

やっぱり米国いいなりか

 あっという間に「自粛」を取り下げ、オスプレイ飛行の再開容認--米側の「安全宣言」を鵜のみに「理解できる」とは!

 これで北海道での日米共同訓練に参加可能となり、すでに拠点となる三沢基地まで到着しているといいます。

 防衛省の説明によれば、米軍が安全性を確認し、機械的・構造的およびシステム上の欠陥はないと米軍は認識している--などを理由に、安全な飛行は可能であるとの説明を理解したようです。

 防衛省は理解しても、どれだけの国民・道民が理解できるのか。

 しかも、訓練期間中も含めて「自粛」を求めるかのように、昨日の閉会中審査で小野寺防衛相は答弁していたばかり。

 しかし翌日に再開容認とは、閉会中審査はセレモニーだったのではないかと勘繰りたくもなる。

 すでに北海道大演習場では訓練が始まり、札幌にいても砲音が聞こえてきました。

 ちょうど曇天で、こういう日は音が反射するので、札幌まで聞こえる日があるのです。

 過去最大規模に加え、オスプレイの飛行訓練など認められない。

 「米側の運用」「日米安保」を理由に、国民の不安や懸念を後回しにする安倍政権(というより自民党政権)の姿勢が浮き彫りになりました。

 重ねて、オスプレイ訓練中止を!

 【今日の句】 理解なら 国民の声 優先を

2 件のコメント:

  1. 米国追従といえば、北朝鮮のミサイル問題では、小野寺防衛相が「もしグアムが攻撃されれば、一般論として集団的自衛権の行使もありうる」という旨の発言をしてましたね。つまりは自衛隊の武力行使の可能性を示唆したと。これではまるで“米国への忖度”ですね。ツイッターでは「北朝鮮に日本への攻撃の口実を与えるだけだ」などと批判が上がっていました。

    万一、米国と北朝鮮の間で戦争になれば、真っ先に戦争に巻き込まれるのは韓国と日本なのでしょうから、日本は韓国をはじめとする周りの国々と共に、米国と北朝鮮の両国に対して、お互いに挑発し合うような行為をすぐに止めるよう、強く働きかけるべきだと思うのですが・・・。

    オスプレイにしろ北朝鮮のミサイルや核の問題にしろ、米国にただただ追従していたら、かえって国民を危険に晒すことになる事実を、安倍政権や日本政府は理解してないのか、それとも分かっててあえて無視しているのか・・・。

    いずれにせよ、こうした姿勢を変えていかない限り、国民の安全は保障されないな、って思います。

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    1.  匿名さん、コメントありがとうございます。

       仰るとおり、集団的自衛権の発動とは、相手から見れば共同している敵とみなされる恐れにつながると思います。本来は挑発を自制するよう外交努力を強めるべきですし、米国と軍事同盟を結んでいる国でさえ「前提条件なしで対話を」と求めているのに、日本政府が逆にあおるようなことをしてはならないと思います。
       始まったら簡単には止められなくなるのが戦争、というのが歴史の教訓のはず。
       それを無視しているのか、わからないのか、いずれにしても安倍政権の外交は危ういと思います。

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