今日は党石狩地区で会場を借りての「つどい」、テーマは「未来社会についての日本共産党の考え」でした。
みなさんとたっぷり時間も1時間で、話題提供というより綱領をもとにした講義のような感じとなりました。
私が話の導入に持ち出したのは、米国の若者の間で広がる「社会主義肯定」の流れ。
詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、異常なまでに広がる格差を前に、この不公正を正せるなら社会主義も是とする若者が49%もいるという調査なのです。
資本主義のもとでは生産過剰や富の蓄積が避けられず、恐慌や地球温暖化などを解決できなければ、資本主義に代わる新しい社会体制も議論されてきています。
そこに日本共産党の掲げる「未来社会」とは、1つに近未来的には民主主義革命を成し遂げた後の社会、2つには中長期的に経済も社会体制も「国民が主人公」「生産者が主役」を成し遂げた社会のこと。
とてもブログの範囲では収まらないのですが、日本共産党綱領をお読みいただけるのが一番だと思いますので、どうぞこちらを!
私が何より強調したかったのは、社会主義・共産主義とは「資本主義時代の価値あるすべての成果を引き継ぐ」社会であるということです。
どの社会も、今ある社会が次の社会への土台をつくり、また内部の矛盾が原動力となり、新しい社会体制をつくってきました。
資本主義社会でいえば、巨大な生産力や、自由と民主主義の発展が顕著な社会体制だと思います。
しかし、生産がコントロールできず過剰状態から恐慌を生み、自由と民主主義の問題でも今や日本では安倍政権こそが国民の自由と民主主義を抑え込む役割を果たしています。
この矛盾を取り払うことこそ「国民の苦難軽減」であり、その立場で日本共産党は活動してきました。
これから日本社会もどのように変化するかはわかりませんが、未来社会については、特に若いみなさんとたくさん話しあいたいですね。
【今日の句】 未来って 予想ではなく つくるもの
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