2017年12月20日水曜日

JR・農業・平和‥‥話は尽きず

 来年3月に町長選・町議選がおこなわれる、むかわ町で懇談や「党を語るつどい」へと今日は足を運びました。

 少し予定より早く着いたので道の駅に寄ると、「むかろん」「ししゃもねこ」「むかわ竜」などのキャラクターが!

 しばらく来てなかったんだな~と少し反省しながら、子どもへのお土産に「ししゃもねこカスタードケーキ」を買ったのでした‥‥。

 さてさて、北村修・大松紀美子の両町議とともに、まず竹中喜之町長さんと懇談。


 テーマはJR北海道の路線問題ですが、実は鵡川駅までが動いている区間、鵡川駅から様似駅までが不通区間となっている、まさに「境」となっている町です。

 竹中町長さんは明快に、胆振管内では、路線を存続するための努力をしていることが述べられました。

 首長さんも苦労されていると思いますが、「何より利用する住民が大変です」とも。

 安倍政権が「地方創生」を掲げながら、鉄道がなくなるというのは逆行にもなるし、穂別地域で「むかわ竜」(国内最大の恐竜全身骨格化石)が発見されたことから「恐竜列車なんて面白いですかね」など、利用促進策についても意見を交わしました。

 鵡川農協では、長門宏市・組合長さんと今村隆・常務理事さんが応対してくださいました。

 北村町議が農協監査役もしていることもあり、むかわ町に来ると時間を割いて懇談してくださることがありがたいです。

 コメと野菜などの複合経営も進めている地域ですが、何よりコメをめぐる動向が関心事となります。

 来年4月から交付金の減少、そして生産調整の見直し(先日、道段階での目標目安が発表されました)など、農家をめぐる状況が変化してきます。

 話題になったのは規制改革推進会議のことで、農業の現場を知っての議論をしているんだろうか、と。

 どこでも規制改革推進会議のことは話題になるし、この安倍農政の司令塔が現場の実態から乖離(かいり)していることへ論戦を挑んできた、私の国会質問でもありました。

 そして「党を語るつどい」は、急な呼びかけにもかかわらず20人を超える方が足を運んでくださいました。

 小選挙区候補として大奮闘した松橋ちはるさんも駆けつけて、日本共産党へ寄せられた期待の声を紹介。

 私からも総選挙でのご支援へのお礼と、日本共産党がめざす日本について、とりわけ憲法を生かした国づくりについて述べました。

 いろんな意見がありまして、少し紹介すると--

 「自衛隊が戦争に行くのは反対だけど、災害救助などでは必要だから、私は自衛隊と無くさない方がいいと思う」--(畠山)救助などで果たしている役割は大切。そのような自衛隊を海外で武力行使させないことで、今は力を合わせたい。

 「沖縄に見られる、安倍政権の米国追随はひどい。なくしていく展望は」--(畠山)あまりに不公平な地位協定の改定など、すぐ取り掛かるべきことがある。同時に、沖縄での共闘が広がったように、粘り強く問題点を広げていくことでは。

 「日高本線は鵡川駅まで、これでは日高のみなさんに不公平になる」--(畠山)そのとおりで、まず日高門別までは運行してほしいというのが管内の要求。復旧は清畠と大狩部地域をすればよく、護岸保持も含めて国の責任が問われている。

 「原発再稼働で、今の国のねらいは」--(畠山)福島第一原発事故の賠償のために、柏崎刈羽原発を動かして東京電力の稼ぎを増やそうというのが焦点。北海道・泊原発は、規制委員会からダメ出しばかり。再稼働は断念すべき。

 他にも来年4月から制度変更する国民健康保険、カジノ法案反対の共闘についてなど、私も答えられることは答えたつもりです。

 最後に私から、来年の町議選で3議席めざすうえでも党の力を大きくするため、しんぶん赤旗のご購読と入党をと呼びかけました。

 たくさんの質問が出るのはドキドキなのですが、それも含めて交流できるのは本当に楽しい。

 多くの方と語れる場へ、さらに足を運びたいと思っています。

 【今日の句】 せんべいに シシャモが混じる 町の味

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