2018年2月8日木曜日

日高地方でハウス多数倒壊

 江別市で「女性のつどい」→札幌市へ共同住宅火災での申し入れ→農業用ハウスが豪雪被害を受けた新ひだか町へ‥‥。

 移動距離もさながら、安全運転をしてくれたスタッフには感謝です。

 写真は新ひだか町で、就農2年目のミニトマト農家のハウス。

 なんと沖縄から(!)来てくださり、17棟のハウスを借りてスタートしたのですが全部が倒壊となりました。

 北海道のなかでも日高地方は比較的雪が少なく、私も第一報を聞いたときに「なぜ日高地方で雪害?」と思ったほど。

 現場に行ってわかったのですが、新ひだか町でいえば積雪の観測は海に近い市街地で、それでも45cmとのことですが、山側へ進むうちに積雪も増えて2日間で70cm+20cmとなったとのこと。

 しかも湿った雪のため、ハウスの中で火を焚いたり周辺の除雪をしても対処できず、多くのハウスが雪の重みでつぶれてしまったのです。

 菊地よう子道議、川合章・谷園子の両町議とお見舞いを申し上げるとともに、国や道・町への要請などに取り組むことをお伝えしました。

 新ひだか町では速報値で389棟ほどのハウスが倒壊し、隣町・新冠町はピーマン生産量で全道一ですが130棟超が倒壊したようです。

 先の農家さんも、当面の除雪や撤去、そこでの人手や費用、今後の生活と経営の費用の心配が出されました。

 関係機関の力で、何としても立ち上がれるようにしてほしい。

 この方のように新規就農者が増えてきたこともあり、今回の事態も、周辺農家も被害に遭いながら「まず新規の彼らを支えよう」と話し合っているとも聞きました。

 調査にまわっているときに、町議会議長さんや農業担い手育成支援協議会の会長さんなどともバッタリ会いました。

 各会派の違いはあっても、ここは「オール新ひだか」で町の基幹産業を守りましょうと私からも呼びかけました。

 町への聞き取りもおこない、国の制度でも柔軟な運用ができないかなど視座も受けて、しっかりつないでいきたいと思います。

 話は前後しますが、江別市での「女性のつどい」は私から約1時間たっぷりと政治や女性の人権問題などを話しました。

 江差餅つきばやしも和やかに、私の今日のスケジュールを知ってか「これ弁当に食べて」と差し入れまでいただき、本当にありがたい!

 私から、いわさきちひろが随想「春のわかれ」で書いた「やさしいところがあったから党員の絵描きになった」ことも紹介し、女性の力で(もちろん男性も!)安倍政治を変えようと呼びかけました。

 札幌市への申し入れですが、これは明日の国会調査と合わせて書くことにします。

 明日は国会から、高橋千鶴子衆議・紙智子参議が来ての火災事故調査です。

 一昨日から事務所で、私たちも初めて話ができる方との懇談など準備してきました。

 実のある調査になれば、と思っています。

 【今日の句】日常を 守ってこその 政治だと

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