2018年3月4日日曜日

住民目線の議会になっているかが大事

 町議選を控えた日高町と新ひだか町での演説会へ! 途中に新冠町での懇談も含めて、日高管内をめぐりました。

 先月の豪雪も含め、日高地方にしては雪も残っていましたが、今日は雨が降るような温かさ。

 おかげで道はザクザクですが、多くの方が足を運んでいただきました。

 まず日高町は、今月20日告示と選挙が直前に迫っています。

 写真は左から、まかべ悦夫・もとみや幹夫・きくち日出夫の各議員。

 前回の選挙で3議席に増えて、町議会がガラッと変わりました。

 議会での発言の約4割を3人で占め、学校給食の半額補助、中学校までの医療費無料化、国保診療所での入院病床も再開など、町民の要求を実現する力が強まりました。

 事業として成功が見込めなかった甘草栽培事業も、町は中止を表明しました。

 これまで「なんでも賛成議会」という状況のなかで、これは大きな変化だといいます。

 日高町では、選挙は連続無投票という状況が続き、今回選挙となれば12年ぶりの争いになります。

 しかも合併してから初めて、全町一本化した選挙区となることから大激戦が予想されます。

 私も応援演説にたち、しっかり町民の声を反映させ、町政を町民目線でチェックするには誰一人として欠かせません!と3議席の意義を強調しました。

 新ひだか町は、川合清・谷その子の2人の議員が再選をめざします。

 新ひだか町は、谷議員いわく「とにかく金がないことを理由にする」なかで、せっかくのインフルエンザワクチン補助を半分に減らし、どこでも経済波及効果が大きい住宅リフォーム制度も廃止してしまいました。

 国保税や介護保険料も値上げの方向で、しかも議会では「500円の値上げくらいなら町民は払える」と発言した議員もいたとか。

 年金や給料が上がらず、他の出費もかさばる時代に、どれだけ500円の重みを知っているのだろうかと思いました。

 新ひだか町は、合併時の人口は27000人でしたが、直近では23000人を切ったといいます。

 旧・静内町は国道沿いに大型店も並び、近隣自治体よりは交通の便もいいところなのに人口減が続いています。

 住みにくい町に、若者が定着するでしょうか。

 住みにくい町を、故郷と誇れるのでしょうか。

 農業やJRなども含めて国の責任が大きいし、国の変化を待たずとも、町民のくらしを守る町政にしていくには日本共産党の2議席が大事!と私からも訴えました。

 日高線のことや、台風や豪雪などの被害調査に新ひだか町を何度この間は訪れたことでしょう。

 そうそう、新冠町の懇談では、新ひだか町の農家へ働きに行っている方から、先日の農業用ハウス倒壊についての話もありました。

 新冠町でもハウス被害が広がり「自衛隊の出動を、なんで頼まないの」とも言われましたが、町や農協職員が総出で除排雪にあたったそうです。

 若い農家も多く、まずは町が農家の生活と経営を支え、しっかり道や国が支えるべきです。

 農地を失って再生に何年もかかる被害ではないのですから、当面の間や今年1年を乗り切れるだけの支援は十分にできるはずです。

 農協系統の支援も始まっていますが、町の基幹産業をしっかり守っていかなければ。

 今日も新しい出会いや、現状を聞く機会に恵まれて勉強になりました。

 【今日の句】住みやすい 町こそ誇りに なるのにな

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