2018年7月20日金曜日

離れているのは島ではなく政治

 今日は幌延町・遠別町で「つどい」、羽幌町では懇談にまわっていた途中に、稚内市での「つどい」の参加者が入党されたと嬉しい報告もありました。

 なかなか来れない地域をまわるだけに、多くの方と出会えることだけでも嬉しくなります。私の話や、参加者同士の交流も通して日本共産党への信頼を高めてくれることが、さらに嬉しい。国会ではカジノ解禁法案が成立のようですが、国会の外では安倍政権を変える力がコツコツと広がっているのです。

 幌延町では深地層研究センターがあるだけに、原発や再生可能エネルギーの問題に話が集中しました。鷲見悟町議からリアルな町政報告も話され、粘り強い運動と「政治を変えて地域を変える」ことも話し合われました。

 遠別町では、農家である木村ひでお町議から開拓の歴史や農家の減少について、ここでもリアルな発言がありました。人口減少に悩むのは道内どこでも共通ですが、展望を持って第一次産業に取り組めることこそ対策のカナメであり、そのために国が大きな目標をもって支援を強めるべきと私からも訴えました。

 羽幌町では金木直文町議と、町役場と沿海フェリー社を訪れました。小樽海技学校の廃校問題で船員確保が難しくなるのではと不安が広がるなかで、天売島・焼尻島を抱える羽幌町で現状を聞くことができたのは大きな意義がありました。町役場で聞いた「生活物資を運ぶ航路も、国道と同じように見てほしい」との言葉は目からうろこでした。

 私の母の実家も離島なのです。子どものころは「どうして離れた島に住んでいるんだろうか、不便じゃないんだろうか」と思ったものでした。しかし、いま感じることは離れているのは島ではなく政治だということです。漁業や観光で働く方がいる島の生活を、しっかり支えるのは政治の責任。船員確保も含めて、しっかり現状を国へ届けなければと思いました。

 どの町でも日本共産党の地方議員が、くらしや地域に根付いた活動をしていることも今日、あらためて実感しました。加えて、事務所スタッフの妹さんが夜に食事のお弁当まで持ってきていただき感激の極み。とてもおいしくいただきました!

 【今日の句】強行の 数だけ民意も 離れてく

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