今日は党創立記念日。街頭からも日本共産党の歴史を語り、地域もまわるなか「記念日ならば」と5人の方が赤旗日曜版をお読みいただきました。
日中の札幌は雷が鳴り響き、腹に響くほど! 奇跡的に宣伝のときには雨もあがり、車の窓を開けて手を振るお母さんと子どもの姿もありました。宣伝をずっと聞いていて、終わった後に豪雨被害への救援募金に応じてくださる方も。しっかり被災地へ届けます。
今年はカール・マルクスの生誕200年でもあります。科学的社会主義を打ち立て、日本でも「資本論」「共産党宣言」などが大きな影響を与えました。一方で日本では、全国での労働争議や米騒動などくらしを守るたたかいや自由民権運動・大正デモクラシーなどの流れもあり、そのうえで日本共産党は創立されたのです。マルクスの設計図で、つくられた党ではないということです。
戦前の日本では、侵略戦争に反対することが党の旗印でした。そのため絶対主義的天皇制に反対したことから、私たちの先輩は「非国民」「アカ」など不当な差別を受け、特高警察による不当逮捕や拷問・虐殺もおこなわれました。
しかし、日本国憲法に戦争放棄や基本的人権の尊重が盛り込まれ、私たちの主張が正しかったことが証明されました。日本共産党が「ぶれない」と評されるのは、その方針とともに歴史に裏付けられた姿勢にあるんですよね。
だから旧ソ連や中国が「言うことを聞け」と押しつけてきたときも真っ向から批判し、自主独立の立場を確立することになりました。その後の旧ソ連崩壊には「もろ手を挙げて歓迎」とのコメントも出し、私たちの綱領にもしっかり明記しました。日本共産党は、独裁や強圧に立ち向かってきた党なのです。
国内政治では長く「日本共産党を除く」体制や「2大政党制」キャンペーンのもとで、前進できない時期も味わいました。しかし、いまや「市民と野党の共闘」に日本共産党が欠かせない存在になり、新しい政権をめざす地点にまでいます。先輩たちの長く粘り強い活動が、ここまで情勢を変えてきたのでした。
街頭でも訪問でも、このような党の歴史を紹介しました。「自分に何かできるなら」と快く購読もOKしてくれた男性は、「安倍政権を本当に終わらせないと大変なことになる」と期待の声を寄せてくださいました。その期待に、何としても応えたい。
私の入党は学生時代、党員だった先輩が「侵略戦争に反対したのは日本共産党だけだったんだよ」と教えてくれたことがきっかけでした。その一言がなければ、今の私はありません。その「一言」を言える党員が各地にいることで、政治は必ず変えていくことができると思うのです。
ブログをお読みのあなたも、この機会に日本共産党のことを、さらに知っていただければと思います。そして仲間となって、いっしょに世直しを!
【今日の句】あきらめぬ 大事さ今は よくわかり
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