北海道にも台風が近づくなか、日米共同訓練でオスプレイ補給拠点とされている帯広市へ、紙智子参院議員と調査・懇談に入りました。
佐々木とし子道議予定候補、稲葉典昭・杉野智美・播磨和宏市議とともに、市役所や帯広防衛支局、駐屯地周辺の小中高校をまわり、実際に学校へ通うお子さんを持つ保護者の方々との懇談の機会も持ちました。大平亮介・市議予定候補が作成した上空からの写真が話題になり、「こんな学校の近くにオスプレイ?」と話題に。党市議団の調べでは半径3km以内に小中学校12校が存在し、市内の児童・生徒総数の約4割にも及びます。さらに幼稚園や高校・大学などまであるのです。
降って沸いたようなオスプレイ飛来に、とまどっているというのが多くの市民の実感なのだと思いました。オスプレイについて知る保護者からは「事故が起きたら誰が責任とるの!」と怒りの声があり、おぼろげに不安を持っていた方も「どうすれば止めることができますか」との声も。知らぬ間に着々と事が進むとはさせてはならないのです。
帯広防衛支局では、防衛省本省から来ていた職員に再度オスプレイ反対と伝えつつ、現時点での状況を聞きました。情報公開に努めるとしつつ、飛行日時は「訓練した日の夕方に『本日の実績』と『明日の計画』を知らせます」と、要は前日夕方にならないとわからないと言うのです。これは昨年とも変わらぬ答弁です。
離発着は毎日かと聞くと「毎日」と答えました。それじゃ今の時点でも大体の目安はあるのではないのか。これで「情報公開に努める」と言われても信用できるでしょうか。
そもそも日米合同委員会の(あまりに不十分な)合意を引き合いに「米側も遵守する」との保障も、これまでの事例を見れば信用できません。遵守するなら、沖縄で事故後すぐ飛行再開などないんですから。参加した誰ひとり納得できませんでした。
夜は憲法改悪反対共同センターの緊急集会に参加して、今日一日の調査について報告。十勝管内だけでなく矢臼別平和委員会「花いかだ」のお2人も参加されていて、どこでも心配されているんだと痛感しました。何しろ防衛省からは「北海道は良好な訓練地」と日ごろから聞いているだけに、どこでも北海道の大地を汚すな!との思いがあふれています。
紙議員ともども国政へ反映できるよう、私も力を尽くしたい。北の大地を汚すな!
【今日の句】道民で 誰が歓迎 してるかと
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