2018年10月1日月曜日

道は、たたかってこそ開かれる

 沖縄知事選での勝利に気持ちが高まったまま、今日は宣伝から札幌駅前での「1の日」行動まで。どこでも意気高い!

 「1の日」行動というのは、国鉄の分割民営化にあわせて職場から追い出された働く仲間たちの争議を支えることから始まった行動です。他の労働争議の現状も紹介しあって団結を固めながら、市民にもアピールもして今日まで続けられてきました。

 そのような出発点ということもあり、この間は始まる前に「北の鉄路を守る連絡会」としての訴えもおこなっています。事務局長の小室正範さんは市議予定候補(札幌北区)でもありますが冒頭にあいさつし、私からも一言訴え。

 電気や水道、ガソリンや食料品と同じように鉄道も生活を支える「必需品」。安平川を超える鉄橋の点検に歩く保線職員の姿を見たことも紹介して、働く仲間を支えるとともに経営陣が進む誤った道こそただそうと呼びかけました。

 JR北海道は、苫小牧-鵡川の間は復旧する予定です。それなら同じ自然災害で不通となった鵡川-様似の間も復旧してしかるべきです。それでもバス転換に固執するJR北海道の経営姿勢に、さらに不満の声も高まっているのです。生活「必需品」は効率のみで判断してはならないはずで、だから国などが公的責任を負うべきなのです。

 じっと最後まで正面で聞いてくださる男性の姿がありました。私が話を終えると拍手をして、その場を離れました。少しほっとしました。その後の正式な「1の日」行動とあわせて、通行された方には少しでもアピールできたのではないかと思います。

 それにしても沖縄知事選の結果には、少し驚きました。接戦かと思いきや、投票率が下がるなかで玉城デニー候補は知事選の最高得票を記録するという圧勝。昨日も書いたとおり、基地問題は大きな争点ではありますが、安倍政権の強圧的な姿勢などへの批判の高まりと受け止めるべきだと思います。

 安倍首相は、今回の結果に「真摯に向き合う」と述べたようですが、その言葉は何度も聞いてきました。それでも結局、新基地建設を押しつけるならば今度は全国からの声をぶつけていきましょう。

 明日は組閣が予定されています。どのような顔ぶれになろうとも、安倍政治にかわる新しい政治をつくろうと呼びかけていきたい。

 【今日の句】そして今朝 辺野古に仲間 座り込み

2 件のコメント:

  1. JR北海道の路線存廃の問題も、沖縄の米軍基地の問題も、国の姿勢は、地方の住民の暮らしを切り捨てるものだと感じています。

    このような国の姿勢を変えるには、政権交代が必要でしょう。

    そんな中での、沖縄県知事選で玉城デニーさんが勝利した意義は大きいですね。

    デニーさんは基地問題はもちろん、住民の暮らしにたった政策や、平和で誇りある豊かな沖縄をみんなで一緒に作っていこうと訴えてるのを見てて、正直うらやましく、道知事や首相も、こんな人がなってくれたらな、って思います。

    来年の統一地方選や参院選も、このような政策を提案・実行できる人が大勢、当選して欲しいですね。

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  2.  まとめ読みしてる人さん、コメントありがとうございます。

     そうですよね、北海道や沖縄で共通して感じるのは「地方切り捨て」のような政治姿勢。今度は北海道でも、安倍政権に審判をくだしたいと心から思っています。
     しっかり力をつけて、私も来年の参院選に臨みます!

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