2019年1月14日月曜日

理不尽なこと、いっしょに変えよう

 札幌は今日が成人式式典の日で、私は北区会場でお祝いの宣伝に。希望も不安も抱えた新しい旅立ちを応援しながら、いっしょに新しい社会をつくろうと呼びかけました。佐野弘美道議、長屋いずみ・小室まさのり市議予定候補もマイクを握りました。

 いそいそと会場に向かう姿や、友人と語り合っている姿がほほえましい。自分の20歳のころを思い出すと何も知らなかったなあ、と恥ずかしいくらいになります。私のころに比べて社会のゆきづまりや矛盾が膨らむなかで「自分の枠をはみ出さない」「社会の枠をはみ出さない」風潮や、アジアへの蔑視・偏見などを政治家も含めて広げる状況、日本社会全体の過度の競争を正面から受けることや生きることの息苦しさを感じている世代ではないかと思います。

 いま生活に苦しんでいる新成人も、少なからずいることでしょう。学生さんは高い授業料や奨学金も重い負担となっていると思います。働いている方は、人間らしい労働環境のもとにいるでしょうか。子育てをしている方は、日本が子育てしにくい国であることを実感してるかもしれません。

 一方で、東日本大震災を含めて多くの自然災害を目の当たりにして行動を起こしたり、医大受験の女子差別はじめ理不尽な差別や不公平に声をあげたり、人間が人間らしくつながって生きていける社会をと願っている世代でもあると思います。そのような願いが生きるような、新成人を応援する社会と政治へ変えていきたい。よりよい社会へ発展していくためには、新しい世代がこれまでの世代を超えていかなければいけないんですから。

 新成人のみなさん、あらためて新しい旅立ち、本当におめでとうございます。

 午後には中央区の「新春のつどい」に参加し、森つねと道議予定候補・小形香織札幌市議と並んで「今年は必ず変える年」と力を込めてあいさつ。森さんは国政も含めて何度も立候補し、そのたびに道民の声を聞いてきただけに、その声をどうしても届けたいとの熱い思いが参加者お一人おひとりに届いたのではないでしょうか。小形市議は、秋元市長が市民のくらしより大型開発を優先する市政であることを告発し、自民党も秋元支持にまわるなかで、これまでになく日本共産党市議団の役割が大きくなっているし、その中でみずからの再選をと訴えました。

 テーブルをまわると、どこでも固い握手・熱い連帯。どうしても今年は選挙で勝ちたい、勝たねばという思いが伝わってきます。安倍政治のひどさもさることながら、くらしや経済、憲法という社会の土台そのものが壊されかねない状況を止めなければ、という思いが伝わってきます。安倍政治とともに自民党政治を大元から変える論戦や活動に、力を尽くしていきたい。

 明日告示の清水町議選応援のため、夜のうちに帯広市まで来ました。木村よしたか前町議が昨年亡くなられ党議員が空白となっていたところに、中河つる子さんが挑戦します。何としても押し上げたい。

 【今日の句】そうだった 私も初心 思い出し

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