2019年2月20日水曜日

闇があるから光がある

 実行委員会のみなさんが前日に踏み固めた雪道を行き、今年も奥沢墓地に駆けつけました。今日は小林多喜二の命日です。

 特高警察の拷問・虐殺により、29歳で命を失った党の大先輩。昨日19日は野呂栄太郎の墓前祭もおこなわれています。2月というのは、北海道の党にとっては特別な意味を持つ月なのです。

 墓前祭がおこなわれた小林家の墓は、東京に出た多喜二が原稿料収入から500円を小樽の母に送って建てられたものです。先に父を亡くし、そのための墓建立でした。墓石の背面には「昭和五年六月二日 小林多喜二建之」と彫られています。この墓に、母セキさんが東京から抱いて帰ってきた遺骨が納められているのです。

 どのような思いで多喜二が拷問に耐えていたのか。そして、母セキさんの痛恨の思い。平和と民主主義、誰もが安心してくらせるようにとの多喜二の思いを、なぜに権力者は握りつぶし命まで奪ったのか。治安維持法での犠牲者に対し、いまだ日本政府は明確な謝罪や名誉回復をおこなっていません。

 命は奪われても、志は受け継がれてきました。多喜二は「闇があるから光がある」という言葉を残しています。闇のなかでの活動があったからこそ、いま私たちは自由にものが言える「光のありがたさ」を実感できます。この光を閉ざさないように、安倍政権を終らせるために底力を発揮したい。

 墓を前に「必ず勝利を報告します」と、私から党道委員会副委員長としてあいさつ。地元の小樽市からは、党地区委員長の野呂田さん・市議予定候補の丸山晴美さんなども参加されました。次々と参加者による献花がおこなわれ、真っ白の雪台に真っ赤なカーネーションが並びました。今日は全国で、同じような決意が交流されたのではないでしょうか。

 先輩のたたかいに学び、あらためて思いをはせながら決意を固めた1日でした。

 【今日の句】せりあがる街で 受け継ぐ志

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