2019年3月1日金曜日

鉄路存続、沖縄の声を、そして原発やめよう

 札幌駅前での「いちの日」行動は、知事選も控えたなか鉄路存続への訴えが熱い! 私も先日のJR北海道要請や国交省レクの中身を報告しました。

 日高線について26日の臨時町長会議で結論を出すかと心配されましたが、住民の声の高まりもあり、4月の知事選後に結論持ち越しとなりました。その間は自治体とJR北海道が個別協議をおこなうこととはなりましたが、日高町村会長の坂下一幸・様似町長が「バス転換が前提ではない」と述べたことも重要です。

 JR北海道は「廃線に合意すれば、護岸を復旧する」と町長会議に伝えていますが、私たちの要請では、復旧主体がJR北海道であることは明言せず、「詳細を検討して、国や道とも相談したい」との回答でした。そこで国交省へ確認すると「線路を復旧しないなら、国からは補助できない」と、ごく当たり前の回答。ただ、後背地に民家などがある場合の護岸復旧は道が進めることであり、それには国も補助しているとのこと。このあたりが、JR北海道が「詳細を検討」と述べている点と思われます。

 しかし、JR北海道の意向はバス転換なのですから、民家にかかわるところ以外は自前で復旧することになります。補助があっても直さないのに、補助なしで直すことができるのか。

 むかわ町は日高線を利用してもらおうと、高校生の通学用JR定期券を町として来年度から支給するとのこと。このような利用促進が広がっているのですから、安易なバス転換などせずに、もっと利用促進策だって具体化してはどうなのか。観光にとっても日高地域は魅力的なコースになりえるはずです。

 鉄路存続を求める会・事務局長の小室まさのり市議予定候補(北区)とともに、今日は留萌市議予定候補こぬま清美さんも駆けつけて訴えました。みんなで声をあげると、やっぱり元気になります。観光客も含めて、多くの方が注目していきました。

 熱気そのまま移動すると、自民党道連前ではユニキタ(Unite & Fight Hokkaido)が辺野古連帯・抗議行動の真っ最中。私も一言スピーチに。沖縄の声をふみつけるひどさに加え、辺野古を埋め立てる工事費は私たちの税金でまかわれていることもひどいじゃないかと訴えました。生活が苦しいなか納めた税金は、海の埋め立てでなくくらしにまわせ! そういう角度からも、沖縄の問題でなく日本全体の問題だと呼びかけたかったのです。

 青年たちの熱く、みずみずしい訴えも響きました。本当の全部のスピーチ、安倍首相に聞かせてやりたい。激励しながら、パタパタと道庁前の反原発抗議行動へも足を運びました。どこもここも熱い気持ちが伝わってきます。今日は、札幌市長選に立候補表明した渡辺達生さんも来られました。原発をやめようと託せる人がいるって本当にうれしいことだと、いち参加者として私も心強く思いました。

 私も自分の国会質問も思い出しながらスピーチしました。敷地内の断層を、北電が活断層と否定できないまで追い込まれている問題は、2017年5月に私が質問したものそのものなのです。当時の規制委員会からも言われ続けて、結局2年近くを費やしても反論できないままの北電にとって、もはや泊原発は最大の重荷になっているのではないのか。

 反論か、いっそうの強化対策を進めるのか、それとも1・2号機を廃炉としていくのか。北電にとっても結論に向けて残された時間は少ないと思います。ここでも知事選の結果が大きい。知事が変われば、変化はつくれるはずです。

 とても大事な地方選となってきました。知事には石川ともひろ、札幌市長には渡辺達生、そして道議はじめ地方議員には日本共産党をと、明日も元気に訴えたい。明日は白石区です。PM2・5がひどかったためか何やら喉がイガイガするのですが、何とか明日までには良くなりますように。

 【今日の句】何よりも 解決策は 安倍退陣

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