「換気や空気清浄、机同士の間隔を空けるなど、すべて自まかないでやっています。しかし、困っているのがマスクや消毒液です」と吉野さん。全市から登校してくるため通学中の感染も心配されるだけに、父母会にも対策はしっかり伝えて運営されている苦労もお聞きしました。学校での健康診断を受けられない子どもたちへのサポートと合わせて、命や健康の維持には行政として責任を負うことが大切ではないかと思いました。
実際の「教室」も見学させてもらいました。子どもたちが楽しそうに話している姿を見て、「安心できる場所」の必要性を痛感します。いま全道で不登校などの子どもたちが約6000人と言いますが、フリースクールなどに来ている子は、ほんの一部なのです。マスクや消毒液はもちろん、子どもの発達する権利を保障する立場で通常からの支援を拡充すべきと学びました。
インターナショナルスクール同様に各種学校としての位置づけとなり、所管は道教育委員会になります。事前に道議団事務局で聞いてくれていて、先ほどのフリースクールと同じく、朝鮮学校も国の補助制度のうえでは対象となりません。それでも知事と札幌市長の宣言を受けて、朝鮮学校も明日から休業するとのこと。
さいたま市で朝鮮学校へのマスク配布を除外していたことが明らかとなり、子どもの命を差別するなと市民の声もあがって配布されました。札幌の同校でも話題になり、持っていたマスクを埼玉の学校へ送ったんですと朴校長。「除外されて傷つくのは子どもたち。平等に扱ってほしい」との言葉に、私たちも深くうなづきました。

どの子も健やかな成長を、と誰もが思うことです。ところが学ぶ場所や生まれた環境の違いをもって、その保障がされないという現実も日本にはあります。新型コロナウイルスの影響が広がるもとで「しわ寄せは弱者に来るんです」と吉野さんが語られたことを、重く受け止めなければと思います。
今日は道歯科医師会との懇談もおこないましたが、「ここ1~2週間で医療用グローブが不足しているとの声が増えています」とのこと。常に感染リスクを負っている医師・看護師さんを支えることは急務です。現場の努力や善意に頼りっぱなしの厚生行政でなく、しっかり責任と役割を果たしてほしいです。緊張感が続く医療現場は、これまで以上に政治の力を必要としています。
【今日の句】差別なき世界 子どもら願ってる
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