他の大学同様に、遠隔授業をおこなっているため静かな同大学キャンバス。高校生向けのオープンキャンバスもオンラインで実施し、学生への就職活動サポートでも来週にオンライン就職説明会を、ようやくおこなえるようになってきたそうです。
今年度から始まった修学支援新制度の対象学生(住民税非課税や準ずる世帯)などが、コロナ対策の「学生支援緊急給付金」の対象ともなるのですが、それ以外にも家計が苦しくなった学生へ、大学として独自の支援策もおこなっています。学生のアルバイト状況調査や、職員と教官がいっしょに新入生へ電話で連絡をとるなど、こまめに学生生活を把握している状況もうかがいました。
「大学をやめる学生がないように国が支援を」と求めたのは、常務理事の河治勝彦さん。大学での講義再開についても、学生のなかでは「歓迎」「心配」とに分かれるとのこと。悶々とした毎日のなかで、学ぶ意欲の低減と家計困窮が重なれば、せっかくの学生生活を失うことになってしまいます。胸が痛む事態をなくそうと大学関係者が力を合わせているなかで、政治も応えるべきです。
大学も含めて、学ぶ環境を守るのは政治の役割。特に北海道は、鈴木知事が全国に先立って「子どもの命を守る」といっせい休校を要請したわけで、その知事の決意が本物ならば、今こそ20人以下学級に踏み出すべきです。私も同じ思いで訴えました。
【今日の句】誰一人 悲しい退学 ないように
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