2020年11月4日水曜日

酪農・漁業が盛んな町でも

 道内各地で初雪が降った今日、道東地方でもしばれるほど冷たく強い風! いよいよ北海道は冬の入り口まで来ましたね。新型コロナもインフルエンザも、お互いに気をつけましょう。

 今日は別海町西春別から始まり、浜中町・厚岸町へとまわりました。別海町では中村忠士・瀧川栄子、浜中町では加藤弘二、厚岸町では石澤由紀子の各町議が準備とともに今日もまわってくださいました。昨日に続き石川明美・小選挙区7区予定候補もいっしょで、街頭宣伝や「つどい」で元気に訴えることができました。地域を知る予定候補がいるというのは、とても心強いのです。

 別海町では酪農、浜中町・厚岸町は加えて漁業も基幹産業の町なので話題も第一次産業関連が多くなります。別海町の業者さんからは「農業が元気だと地域経済もいい方向に進みます」と聞いた一方で、浜中町では親の代から100年、酪農をされてきた90代の方が「大きな機械を必要とする酪農を国が進めてきて、いま農家が借金に苦しんでいる」と後継者難・農家減少への思いを語られました。重く受け止めたい。

 厚岸町では、民有地に設置されたメガソーラーパネルが環境に与える影響についての意見が次々と。電力の大消費地へ供給するために道内各地で環境悪化が進むのは放置できないし、「官邸はじめ公共施設の屋根に設置するとか、都市部でもできないのか」との提案もいただきました。大規模発電ばかりでなく、小規模・地域分散型のシステム作りを急がなければいけないです。

 他にも各地で「菅首相の答弁はごまかしばかり、どうにかならないでしょうか」「政党助成金を受け取ってはどうか」「市民と野党の共闘といっても、うちの町では誰と進めたらいいのか」など、時間いっぱいまで意見や質問が。別海町では、たまたま今日は仕事が休みで参加できた青年からも「昨年まで奨学金を借りていたので、友人ともども返済に心配しています」との話がありました。仕事の見通しもコロナ禍で不透明ですから、不安も強まっていることと胸を痛めながら聞きました。

 2歳の子どもを連れて参加されたお母さんが、「きちんと聞けば共産党がまともなことを言っているのがわかります。政治と身のまわりのことがつながっていると、同世代にわかってもらいたいんですが」と、もどかしい気持ちを語ってもくれました。こういう場をコツコツと広げていけば、必ず変化は起きるはず。私も同じ思いで訴えていきます。

 【今日の句】北風は 政治が吹かす ものじゃない

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