2020年11月2日月曜日

住民に密着した機関こそ大切に

 大阪市を残そうという民意が示された住民投票について、朝の街頭宣伝でも報告。住民サービスの縮小、大阪の成長戦略と称してカジノ誘致という狙いなど、これはダメだと判断した市民が多数に及んだ結果は重い。2度目の結果ですから、維新・公明はきっぱりと断念するべきです。

 当選同期の清水ただし衆議院議員の発信などから、本質が端的に私も理解できました。賛成の方とも語り合い、事実を伝えることを全市的に進めてきた市民のみなさんの活動にも頭が下がる思いでした。民意が一度示されたにもかかわらず、公明党との取り引きまでおこなって地方自治を壊すことに固執した維新の責任は重大です。

 関心の高さは、チラシを受け取る手が多く伸びていることにも現れています。臨時国会の論戦も始まりましたし、ぜひテレビ・ラジオ等で日本共産党の質問もお聞きいただきたいことを私から訴えました。

 今日は札幌市で新型コロナ陽性者数が1日あたりの最多を記録し、健康とともにくらしや雇用、商売などでも不安がさらに増しています。真下紀子道議と道社会福祉協議会へ足を運び、緊急小口資金の貸付をはじめとした取り組みの現状と課題をうかがいました。中川淳二常務理事らが応対してくださいました。

 4月・5月の貸付件数が最も多かったわけですが、今後の感染状況・経済状況次第ではさらなる増加も見込んでおかなければいけません。国からの交付があり財源上は問題ないとのことである一方、「来年4月から借りた方の償還が始まります。社協ではその体制も必要ですし、返せないという方が多ければどうするかは国も含めた検討課題」と中川さん。

 これまでは市町村の社協や民生委員が償還も含めた支援をおこなってきましたが、今回は金融機関でも貸付を進めたことや人数が膨大ということもあり、市町村社協での親身な対応をするのに体制と時間が必要になっているといいます。保健所もそうですが、日ごろから住民に密着して活動する機関が大切であることを再確認です。住民のくらしを守るという大きな目標で、党としても力をあわせることを約束しました。

 明日は弟子屈町の町議選挙告示日ということもあり、昼からは移動の1日に。すっかり紅葉も進んだだけでなく冬の入り口も見えてくるなか、夜の弟子屈町に着きました。みなさんも健康・感染にはお気をつけください。

 【今日の句】分断を 超えてつながり いい町に

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