トンネル残土問題は、札幌市(厚別区・手稲区)・小樽市・北斗市とで結んでの会議でした。コロナ禍のもと新幹線乗車率も過去最低でしょうに、未来のこととはいえ、札幌延伸へ過大な需要予測をしていないのか。しかも2030年度末開業にあわせて、有害残土が出ても強引に進めていくのか。そのツケは残土を置かれた地域住民が、受けなければいけないのか。今は立ち止まり、中止も含めた工事の再検討をすべきです。あわせて、どのような工事でも住環境や地域の自然を大きく損ねてはならないわけで、工事主体者にはまず説明責任も問われます。
札幌市に引き寄せると、新幹線の札幌延伸とともに札幌駅周辺の再開発、そして税金1000億円もかけてつくる都心アクセス道路と、大型開発にあわせた期間設定になっています。今日も村上仁市議団長が報告した、事業者側からMICE構想にブレーキがかかったことで、札幌市に焦りがあるのでしょう。だからと言って住環境や自然・水質が汚されていいはずはありません。さらに市民へ広く知らせるための取り組みも進めたい。
それにしても、各地の日本共産党の地方議員・党員が果たしている役割は本当に大きい。北海道から日本共産党衆議院議員がないことは損失なのだと、あらためて痛感しました。私も力を尽くします。
【今日の句】有害土 自宅に置くなど しないのに
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