2025年4月14日月曜日

真理をゆがめる国にしていいのか

 朝の定例宣伝を終え、たまっていた実務や打ち合わせ、明日の演説準備などであっという間に時が過ぎました。想定される参院選公示日まで80日、急いで日本共産党の値打ちを広げねば。

 ところで国会では「学術会議解体法案」の審議入りが狙われています。新しい法案には、これまでの「日本学術会議法」を「廃止する」と明記されています。

 「学者の国会」と位置づけられ、政治権力からも独立した学術会議。真理を探究する学者としての科学的提言は、時の権力には不都合なものがあったかもしれません。しかし、そこにこそ学術会議の存在意義があります。

 新しい法案では、その独立規定が無くされ、政府へ科学的助言を与えるという地位を否定しています。新組織の会員選考は、現在の会員が推薦をできず、これまでの実績や役割が断絶されることにも。

 2020年・菅政権による6人の任命拒否は、いまだに理由・根拠が明らかにされないまま。時の権力や経済界が学問に介入し、真理をゆがめ、従わせるような国を民主主義国家とは呼べません。

 そもそも学問の自由が憲法に保障されているのは、かつての侵略戦争への反省から。学問を軍事・戦争に動員させてはならないのです。学術団体などが国会内で集会も開き、日本共産党はじめ野党からの参加もありました。

 新聞・テレビで報じられないため、問題の重大さを多くの方に伝えていかなければ。廃案へ私も力を尽くしたい。

 【今日の句】権力の 学問介入 止めないと

2025年4月13日日曜日

「派遣切り」を、また起こさないよう

 今日は苫小牧市へ、宮内しおり道選挙区予定候補と「政治に春を呼ぶつどい」。自民党政治をどう変えるか、たっぷり語る時間もいただきました。あたたかい激励も、本当にありがたかったです。

 会場には手作りポスターなどがいっぱい。「ミサイルよりケアを」「先生ふやして、子どもたちに豊かな成長を」との声のほか、「消費税 ゼロになったら 春爛漫」という川柳も。

 第1部で宮内さんと私が話した後に、第2部では質問を受けてのトーク形式。私には「東北・北関東をまわってのエピソード」「政党助成金を受け取らない理由」「まだ備蓄米が店頭に並ばないが」などの質問がありました。

 宮内さんには「入党の経過と候補を引き受けた思いを聞かせて」。宮内さんからは「はたやまさんからも入党を勧められたこともあったけど、4回くらい断りました」と話されました。

 初めて宮内さんに会う方ばかりでしたが、双方向の対話を通じて「応援したい」と思った方が多かったのでは。もちろん私もいっしょにがんばります。

 大手自動車メーカーの工場がある苫小牧市。「トランプ関税」を理由に労働者の解雇などないようにと、リーマンショック時の取り組みを思い出して訴えました。

 まだ夜も明けない時間に車で出勤する方へ、一時停止の際に運転席の窓を軽くノックして、「雇用を守ろう」とビラを渡すと取り組みを地区労連が行っていました。当時の衆院比例予定候補・宮内さとしさんや、私も駆けつけました。

 自分の責任ではないのに、職場を追われ、寮も出され、路頭に迷うという事態が起きました。その後「年越し派遣村」という支援を通じて、「派遣切り」の残酷さが可視化されたのです。

 同じことを繰り返させない世論と運動を。私も力を合わせてがんばりたい。

 【今日の句】トランプの身勝手 総理は許すのか

2025年4月12日土曜日

熱気は冷めやらず、この勢いで

 今日は大宮駅前での街頭演説。ペデストリアンデッキに遠くまでびっしり、熱い思いがギュッと詰まった街頭演説になりました。ご参加ありがとうございました。

 弁士は志位和夫議長・伊藤岳参議院議員に私、司会は塩川鉄也衆議院議員でした。岳さんを応援するコール調の音楽(何と言ったらいいか)も会場を盛り上げました。

 岳さんは6年前の初当選から国会質問180回。先月は八潮陥没事故を取り上げ、総理に全国調査を約束させるなど、命を守るかけがえのない議席としてどうしても必要なのです。

 岳さんからは物価高に対して消費税減税をと訴え、これまでの国会活動も報告。私からは食と農を守る政治をと訴え、またジェンダー平等を進めようとも呼びかけました。

 志位議長からは、国民民主・維新の補完勢力ぶりをズバリ指摘。物価高対策として消費税減税・賃上げと中小企業支援・医療や介護などへの緊急支援が必要と、財源も詳しく示しました。

 トランプ関税にかかわり、貿易ルールだけでなく世界の平和秩序さえも壊していることを道理を持って批判。米国いいなりという日本の外交姿勢を変えようとの訴えには、大きな拍手が起きました。

 通り過ぎるバスから手を振る青年や、動画を撮りながら歩いていく高校生などの姿が見えました。演説後も熱気は冷めやらず、握手をしながら「私も石巻市出身。がんばらなきゃ」などの激励もありがたい。

 別会場に移動しての入党懇談会では、市田忠義副委員長からの情も理もある話にうなづく方が。入党する方もいて、あたたかい拍手が沸き起こりました。

 明日は苫小牧市へ。来週は北海道ウィークです。

 【今日の句】道理なき 自民政治は 変えられる

2025年4月11日金曜日

昭和3年生まれの方の警告

 今日は伊勢崎市・玉村町へ、高橋たもつ群馬県選挙区予定候補と街頭演説や「つどい」にまわりました。初めての町でもあたたかい激励や、石巻市出身という方もいて、とても励まされました。

 高橋たもつさんは前回の参院選・昨年の衆院2区でも候補を務め、先日では電車内で高校生から「高橋さんですか」と声もかけられたとのこと。群馬の日本共産党を代表する、頼れる高橋さんなのです。

 教員を務めた経験などを生かし、うたや落語を通した活動も。今日も、みずからの演奏で歌い、会場を盛り上げてくれました。もちろん訴えも力強く、大軍拡をやめることが日本の平和に重要と強調されました。

 街頭演説では足を止めて聞く方も。「いいこと言ってるのに、共産党という名前で損をしてる」と話され、多くの方に中身を見てもらいたいですね、との話に。最後には「がんばってね」と、激励をいただきました。

 「つどい」でも「共産党への誤解や偏見を持つ方に、何と話したら」との質問が。正面から「めざすのは自由な社会。だから中国や旧ソ連にもモノ言ってきた」など語ることや、見るなら中国ではなく「地域に根ざした日本共産党の姿を見てほしい」と、いつも私は答えています。

 昭和3年生まれという方が話されたのは日本学術会議についてでした。「昔も少しずつ言いにくい社会へと進み、戦争になった。同じことを学術会議問題から感じる。でもマスコミも報じていない」。

 学問の自由や真理の探求に政治が介入した歴史として、滝川事件を思い出しました。同じことを繰り返してはなりません。

 国会では能動的サイバー法案やラピダス支援法が、相次いで可決されています。サイバー法案は国民監視や先制攻撃となりかねない問題があるし、ラピダス製造の半導体は軍事転用の恐れがあります。

 これらの問題を詳しく報じていないという、マスコミの現状も危うい。戦争の時代を体験された方の発言の重みを、しっかり私も受け止めて力を尽くさねばと痛感しました。

 【今日の句】危うさを サイバー・ラピダス 直視して 

2025年4月10日木曜日

食べることさえ困っている

 今日は茨城県へ。高橋誠一郎・県選挙区予定候補と4市をまわり、市議補欠選挙を3日後に迎える筑西市では石嶋いわお前市議とも街頭演説。各市で車から手を振る方、自転車を止めて聞いてくださる方など反応も良く、私も訴えに力が入りました。

 江尻かな県議がアナウンサーを務めていただき、水戸市では土田きよみ・なかにわ由美子の両市議、笠間市では石井さかえ・林田由美子の両市議、筑西市では三浦ゆずる市議、結城市では平陽子市議といっしょに、赤塚千夏・八千代町議も駆けつけてくださいました。

 どこでも話題は物価高。農業が盛んな地域をまわったので、とりわけ米価高騰への関心も高いのです。米づくり10年の石嶋いわおさんからも「農機具メーカーでも、農家が減少すると続けられないと悲鳴が上がっている」と、切実な声が紹介されました。

 備蓄米が放出されても、なかなか値段は下がりません。今年の夏の米不足が心配され、民間など在庫に米があがっても市場にまわらない、という問題があるのでは。やっぱり生産量がギリギリ、または足りないという状況を解決しなければいけないと思います。

 たくさん米をつくっていただくには、国が価格保障・所得補償を拡充して、安心して農業に励める状況をつくらなければなりません。豊作になったら備蓄米として国が買い取るなど、需給を市場まかせにせず、責任を果たす必要もあります。

 筑西市での「つどい」では、他にも「茨城県が全国一不登校が多いのはなぜ」「女川原発や東海第2原発など、動かすこと自体がおかしい」などの意見が。不安の大きさも、ひしひし伝わります。

 補選に向けた政策にオーガニック給食を進めることも掲げてますが、合わせて「そもそも給食のない長期休暇に、食べることさえ困っている家庭がある」との声があると紹介され、移動キッチンカーなどもできないかとの提案も。

 本気のくらし応援へ、やれることはたくさんあるはずです。しっかり語り合いながら、反映していきたい。

 【今日の句】子どもらが わびしい思いを しないよう

2025年4月9日水曜日

本気のくらし応援を

 新人候補が13人も出て4人はみ出しという、まさに大激戦の佐野市議選。日本共産党2候補(つるみ義明・滝田よう子)を必ず議会へと応援に駆けつけました。

 問われているのはズバリ「本気のくらし応援」。日本共産党のチラシでも大きく打ち出しました。これまでのアンケートでも多く寄せられたのは、物価高と生活不安だったとのことです。

 これまでも市民の願いを、しっかり届けてきた2候補。●18歳までの医療費無料化、●帯状疱疹予防接種の助成、●小中・義務教育学校での生理用品設置、などを実現できました。

 今度は「学校給食費の無償化」「国保税の均等割ゼロ」「介護保険料の負担軽減」「高齢難聴者の補聴器購入助成」をと訴えています。本気のくらし応援に、欠かせない2候補なのです。

 つるみ義明候補は、葛生町議から通算7期。市民の実態をよく知るだけでなく、市議会では業者との癒着や不正を追及する先頭に立ってきました。税金のムダ使いをただすにも、どうしても必要な議席です。

 滝田よう子候補は介護職の経験を生かし、子どもにも高齢者にもあたたかい佐野市をと大奮闘。市議会でただ1人の女性議員として、ジェンダー平等を前へ進めるためにも重要な役割を担ってきました。

 親しみやすい2人に寄せられた生活相談は、この4年で400件。市議会で取り上げなければならない声は、まだまだたくさんあるのです。必ず2人を市議会へと、私も力を込めました。

 車から手を振る方がいたり、「もう入れたよ」と激励の声もあったり。小学生は手でハートマークを作ってくれました。一方で「2人ともがんばっているから大丈夫」との声もあるとのこと。

 選挙に大丈夫ということは、絶対にありません。佐野市へお知り合いがいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】安心の町へ 頼れる議席こそ

2025年4月8日火曜日

住民本位の町へ、欠かせない議席

 中富良野町議選挙の公示日。日本共産党・さとう和三候補の応援に駆けつけ、くらしの守り手・農家の代弁者として必ず押し上げてほしいと訴えました。候補も力強く決意を語り、全町への訴えにまわりました。

 さとう和三候補は町議10期の大ベテラン。新人が多数立候補する3人はみ出しの激戦ですが、物価高に苦しむ住民の確固たる味方となってがんばる、さとう和三候補の議席はなくせません。

 高校卒業までの医療費無料化、介護保険料の引き上げ抑制などの実績とともに、来年度からの学校給食費無償化も発表されました。住民の声と、さとう候補の議会論戦が結実したものです。

 「トランプ関税」が大問題となるなか、日本には取引として軍事費増大や農産物輸入が要請される可能性があります。農業が基幹産業の中富良野町で、さらに農家を苦しめることはさせない議席が必要です。

 農家の息子に生まれて跡を継ぎ、50年にわたり町の農業の実態を知る、さとう和三候補。これまでも圃場排水設備やハウス骨材への補助率回復(引き上げ)を実現するなど、農家の代弁者としての役割は大きいのです。

 多数の新人候補が出るなど、自民党政治が行き詰まっている現れでもあります。住民本位の町づくりを進めるなら、それを貫いてきた日本共産党・さとう和三候補の議席こそ。

 中富良野町に知人・友人がいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】いざという時にも 欠かせない議席

2025年4月7日月曜日

街角対話と「トランプ関税」と

 朝の定例宣伝を終え、今日は札幌市中央区へ。宮内しおり道選挙区予定候補の札幌キャラバンに参加し、街頭での要求アンケートにも取り組みました。ようやく札幌も春らしくなってきましたね。

 これから学校へ向かうという20代の学生さんは「暴力が多い世の中になっているのが不安」。戦争はもとより残虐な事件などに胸を痛めているようでした。女性や障害のある方への差別・偏見が広く残されていることも、大きな課題です。

 明日が入学式という新高校生の2人とは、校則の話で盛り上がり。お1人は消費税減税に関心があり「そうなれば、お母さんも助かるでしょ」。もう1人は平和とアジア外交に関心があるとのことでした。

 2人とも、日本共産党にはいいイメージがあるとの話も。ちょっと意外でした。壁をつくらず、もっと対話を広げなきゃいけないなど反省です。

 宮内さんにはテレビ取材もありました。想定される公示日まで3ヵ月を切り、選挙も近づいてきたと否が応でも実感。駆けつけてくれた党員・後援会員さんからも「がんばらなきゃね」とありました。

 私から今日は「トランプ関税」を中心に話しました。グローバル企業を支えるような貿易体制を米国が主導しながら、それ自体を壊してしまう身勝手な「トランプ関税」。これでは米国自身も信頼を失うでしょう。

 国際的な連携・協調と、公正な貿易ルールの話し合いに日本が積極的に関与する時だと思います。米国に「日本だけ除外して」という外交姿勢では、国際協調も進まないのでは。

 米国からは高関税との引き換えに、軍事費増大や農産物輸入が要求されるかもしれません。米国いいなりという政治姿勢も、今こそ見直すときではないでしょうか。

 自動車産業を中心に打撃が心配されますが、しわ寄せは決まって労働者や下請け企業に来たのが過去の歴史。膨大な内部留保を抱える大企業に、身勝手なリストラや下請け切りなどさせないよう、政治の役割が求められます。

 コロナ禍に匹敵すると補正予算も検討しているようですが、大企業ばかりが救済されるのでは、それこそ国民不在。くらしのことも国際政治も、ていねいに語り広げていきたい。

 【今日の句】米国に追従 いつまで続けるか

2025年4月6日日曜日

希望は語り合うなかで

 今日も高橋ちづ子衆院比例予定候補と、郡山市から仙台市へ。JR郡山駅前の対話型演説は足を止めて聞く方や高校生・中学生も来てくれて、20歳の方が入党と嬉しいことも。宮城女性後援会の総会も、選挙ラッシュの今年で躍進・勝利をと盛り上がりました。

 郡山駅前は岩渕友参議・大橋さおり県議が進行を務め、穀田恵二前衆議、高橋さんに小山田ともこ県選挙区予定候補、そして私がゲストという形式。これだけのメンバーが一同に集える日程の調整さえ大変だったでしょうに、加えて音響や会場設営など準備くださったみなさんに感謝です。

 労働者・学生・子育て世代の質問や要望に応える形式でスタート。「バカンスもなく賃上げも進まない日本。どうしたら」「私大に通ってますが学費が高くて、友人もバイト尽くし。まだ学費は上がるのですか」「子ども医療費や学校給食費が、住んでいる町ごとで違う。共産党の子育て政策は」など、実態を交えた話が続きました。

 私は学費と子育てについて、党の政策や考え方を述べました。学ぶことは自分の利益になるのだと、高い学費を押しつける受益者負担主義が当然視されてきました。学びは社会に還元されるし、そもそも権利だという欧州の考えとは違いすぎます。この大元を変えることが必要です。

 子育ても自己責任だと、国は自治体任せにしてきました。医療費も学校給食も無料・無償が広がったいま、どの町でも安心して子育てできるよう国が責任を果たすべき。育児は女性の役割という風潮も残されており、ジェンダー平等を広げることも大事だと述べました。

 会場からも「食べ盛りの子どもたちがいるのに米も野菜も高い」「なぜ自民党は選択夫婦別姓に反対するのか」などのほか、「日本共産党を応援するには何をしたら」という質問もあり、私からズバリ共産党に入ってほしいと呼びかけました。それが20歳の方の入党につながったのなら嬉しいです。

 今年は仙台市長選・市議補選(太白区)、知事選・県議補選(宮城野区)も控える宮城県。女性後援会総会では高橋さんと私からの話の後に、ふなやま由美県議・高見のり子仙台市議の報告、発表されている大内まり県議予定候補・板橋ののか市議予定候補のあいさつには大きな拍手。全員必勝です。

 女川原発再稼働や病院統廃合ストップ、県営住宅を減らすなと県民運動を広げてきただけに、すべての選挙で勝利をと意気高い。さこ道子多賀城市議・阿部律子女川町議・福島かずえ前県議と並んで「がんばろう」。

 高橋さんの動画「動くちづ子通信」も撮り終えて、先ほど北海道に到着。明日も街頭演説にとまわります。

 【今日の句】前向きな 高校生も まぶしいな

2025年4月5日土曜日

命軽視の政治を変えたい

 今日は高橋ちづ子衆院比例予定候補と弘前市・盛岡市へ。津軽後援会の決起集会ではおぎの優子県選挙区予定候補と、岩手全県に向けた演説会では山下よしき党副委員長と、たっぷり日本共産党の値打ちを訴えました。

 弘前市では3人、盛岡市でも入党してくださった方がいました。嬉しいですね。

 弘前市は席に座れない方がいるほど会場いっぱい。安藤はるみ県議はじめ地方議員のみなさんも見えられました。雰囲気も明るい。

 「私も高額療養費制度を使っている1人」と、後援会副会長の仁平將さんがあいさつされました。負担上限引き上げという石破政権、医療費を減らせという維新・国民民主への怒りが、胸に響きました。

 高橋さんからも私からも、命軽視の政治は許さないと訴えました。引き上げ方針を凍結させるにまで至った国民的な怒りを理解できないなら、参院選で審判を下さなければ、です。

 盛岡市の演説会は、前半は演説、後半は質問に答える形式の2部構成。私には米や酪農など農業についての質問をいただきました。食料も農業も支える予算も本気も、自民党政治にはなさすぎると強調しました。

 そもそも食料は命の源。食料軽視は命軽視です。農家が「令和の百姓一揆」と称して立ち上がるなか、消費者もあわせて大きな世論にして、「食べるに困らない日本」へと変えていきたい。

 しばらくぶりに教育系学生ゼミナール活動の仲間と会えたり、道教育大釧路校・三宅信一先生の退官記念誌をいただけたりと、驚く出会いもあった1日。明日は郡山市・仙台市です。

 【今日の句】関税に 敏感なほど くらしにも

2025年4月4日金曜日

あらためて多喜二に学んで

 今日は知事選の真っ只中・秋田県へ。つどいを開いてくれた大館市は小林多喜二の出生地で、開始前には母・セキさんの生誕碑も訪ねました。会場いっぱいに集まっていただき、私も汗をかきながらの訴えとなりました。

 多喜二が北海道小樽市へ移ったのは4歳の時。それまでは大館市(旧下川沿村)で、小作農だった親のもと幼少時代を過ごしました。大館市で、どのような風景を見ながら過ごしたのでしょう。

 時間の関係で多喜二の碑まで見れず残念。今度の機会にします。セキさんの碑も民家の近くにあるため、写真はプライバシーの点から控えさせていただきます。

 つどいは今泉まき子大館市議が司会を務め、党北鹿地区委員長の板垣淳・北秋田市議があいさつ。久留嶋範子大館市議も見えられました。

 6日投票の知事選挙で、日本共産党は猿田和三候補を支持し、たたかっています。藤本友里県委員長が報告もされました。激戦になっており、支持を広げてくださるよう私からもお願いします。

 私からは自己紹介に始まり、日本共産党の「ホンモノの改革」の具体的な中身、トランプ米大統領による「相互関税」をどう見るか、日本に必要な外交姿勢などを話しました。

 時間いっぱいまで多くの質問が出されたのもありがたい。ズバリ「日本共産党が伸びれば何ができますか」という質問には、「消費税減税が前へ進みます」と答えました。

 そもそも衆議院では、昨年の総選挙で多くの野党が消費税減税を訴えました。少数与党なのですから、今でも変化はつくれるはずなのです。しかし、維新や国民民主が自民党を助けていることが、国民の切実な願いの実現を阻んでいます。

 やっぱり、自民党政治に大元から切り込む党が伸びないと。あらためて多喜二にも学んで、私も不屈にがんばります。

 【今日の句】どの町も 不屈の党が 根を張って

2025年4月3日木曜日

演説会のお知らせ

 北海道・東北・北関東で私が参加する4月の演説会などです。配信があるものは、各県ホームページなどでご確認ください。お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいね(変更の場合もあります)。バナーは大宮・札幌・仙台だけを紹介しています。

 5日(土)14:00 岩手県民会館
  【山下よしき副委員長、高橋ちづ子前衆院議員(衆院比例予定候補)、はたやま】

 6日(日)11:00 JR郡山駅西口広場
  【穀田恵二前衆院議員、高橋ちづ子さん、小山田ともこ県選挙区予定候補、はたやま】

 12日(土)1400 JR大宮駅西口
  【志位和夫議長、伊藤岳参院議員、はたやま】

 15日(火)10:30 くりやまカルチャープラザEki
       13:30 岩見沢市まなみーる
  【宮内しおり道選挙区予定候補、はたやま】

 19日(土)14:00 JR札幌駅南口
  【山添拓政策委員長、宮内しおりさん、はたやま】

 20日(日)14:00 JR旭川駅前
  【紙智子参院議員、宮内しおりさん、はたやま】

 26日(土)14:00 仙台市・アエル5階多目的ホール
  【山下よしき副委員長、高橋ちづ子さん、はたやま】

 残念ながら時間が重なって行けない地域もあります。地元の日本共産党に、お問い合わせください。多くの方のご参加をお待ちしています。

 【今日の句】春らしい 天気を願って 待ってます

2025年4月2日水曜日

あたたかいネットワークを地域に

 今日は北海道安平町での入党懇談会。次々と参加が広がったため、「語るつどい」のように活発な意見が交わされました。入党者も迎えられて嬉しい。米政策と農家の現状、物価高と消費税減税、報道の自由と戦争など、モヤモヤした思いが広がっているんですね。

 今年に入って入党したという50代の党員も参加。進行を務めた三浦恵美子町議が、同世代や働く世代と結びつくなかで仲間を迎えているのです。今日も「無党派だけど」という、私と同世代の方が参加してくださいました。

 安平町は鉄道の町として栄え、今は農業が基幹産業です。昨日も書いたように、JR北海道は廃線を進め、あわせて地域の疲弊も進みました。農業は米に象徴されるように「つくっても食えない」状況で、後継者不足も大きな課題になっています。

 「今度の参院選は大事だね」との声もありました。もう自民党ではダメだ、との思いが広がっています。しかし、企業・団体献金の存続を認める国民民主や、医療費削減を進める維新が、自民党政権の補完勢力ぶりを示しています。

 本当に自民党政治を変えるには、日本共産党を大きくするのが一番です。「それぞれの『共産党推し』の一言を言えるようになったらいいね」と三浦町議。参加者一同、うなづきあいました。

 入党された方は高齢ですが、ずっと日本共産党を応援してくれていました。「もう年だから」と謙遜されていましたが、生活苦が広がるなか、つながりを生かして困っている声をぜひ聴いてほしい。その呼びかけに応えてくださり、本当に嬉しい限りでした。

 あたたかいネットワークが地域に広がれば、必ず政治も変わります。ぜひ、いっしょに日本共産党へ。

 【今日の句】モヤモヤも 集まり語れば 意欲へと

2025年4月1日火曜日

粘り強く声を上げてきたからこそ

 昨日に続き札幌市中央区で「しんぶん赤旗」お勧めにまわり、消費税廃止各界連・北の鉄路存続を求める会の宣伝、「いちの日」行動にも。冷たい風が強く厳しくも、これより寒い日はあったぞと自分を励ましながらマイクを握りました。

 赤旗を購読された方は「自民党はどうしようもないけど、野党も頼れないな」から話が始まり、「共産党も、議席が増えても続かないもんな」。私が当選したときも自力と議席数とのギャップが課題で、だから党員や赤旗読者を増やすことが大事なのです。

 1989年に消費税が導入されて、今日で36年になりました。社会保障のためというのが理由だったのに、訪問介護の報酬は減らされ、高額療養費での患者負担も増やされようとしたり。一方で法人税などは減税され続け、結局は大企業優遇の財源と化してきました。

 消費税減税・インボイス廃止の署名に応じる方も多く、東京から来たという方も。物価高騰への不安もあり「そのうち米も贅沢品になってしまうかも」との話も、冗談に聞こえません。ずっと消費税廃止をと声を上げ続け、さらに世論を広げなければと痛感です。

 また今日は、国鉄が分割・民営化されてJR各社が発足した日。38年になりました。国鉄は1949年の発足なので、JRという経営形態でも同じ年月が経ったことになります。国鉄の時代を知らない若い人も多いでしょう。

 そもそも「いちの日」行動は、新しいJR各社へ採用されず職場を追われた労働者の争議支援として続けてきたもの。北の鉄路存続を求める会の宣伝には、当時から声を上げ続けてきた先輩たちが並んでいるのです。

 今日からJR北海道は運賃が上がり、通学・通勤定期も大幅な負担増に。新幹線の札幌延伸も展望が見えないほど延期となり、その分の工事費で道民負担が増していきます。並行在来線のあり方を含め、立ち止まって延伸の是非から議論し直すときではないのか。

 その後の「いちの日」行動では、恵和会労組や自交総連からの報告や、札幌市の敬老パス改悪についても報告があり、最後は全員で団結がんばろう。各行動でいっしょに参加した宮内しおり道選挙区候補と、私たちも声をあげました。

 【今日の句】減税は ポーズばかりの 総理かな 

2025年3月31日月曜日

企業・団体献金は禁止こそ

 宮内しおり道選挙区予定候補と定例宣伝を終え、今日は札幌市中央区へ。「しんぶん赤旗」の購読を広げ、入党者も迎えることができました。異動などがあるため、購読者を増やすのに懸命となる今月。明日が締める日ですので、ぎりぎりまでがんばります。

 入党された方は、以前の選挙でアナウンサーも務めました。「共産党は遠慮しないで、いろんな人ともっと話したらいいのに」と思っていたとのこと。入党にはハードルが高かったそうですが、最後は入党記念の撮影をするほど盛り上がり。私も元気をいただきました。

 地域をまわると、切実な声が寄せられます。「灯油代だけで数万円もかかり、年金生活者には厳しい」「働いていても、家計の余裕がない」「こんなに軍事費ばかり増やして、これからの日本が心配」など、もう自民党には任せられないとの声が圧倒的。

 仕方なく自民党候補の応援をしたことがあるという女性は、候補にならないかと声をかけられたそうです。「でも、まわりは利権がらみの男性ばかりで、そこで自分は使われるだけと思って断った」とのこと。金と利権にまみれた古い政治は、こうして支持を失ってきたのです。

 ところが国会では、企業・団体献金の存続で自民・公明・国民民主が合意したとの報道が。規制を強化するといいますが、これまで何度も骨抜きにされてきたのではないか。衆議院では少数与党なのに、国民民主が合意した責任は非常に重い。

 きれいな政治の実現には、やっぱり日本共産党が伸びてこそ。明日もがんばりたい。

 【今日の句】存続に 国民民主も すり寄りか

2025年3月30日日曜日

困っていることを聞きに来る党は

 今日は群馬県へ。年に一度の県党会議で、参院比例5議席と高橋たもつ県選挙区予定候補の躍進・勝利をとあいさつ。まだ群馬全県をまわりきれてないなか、大事な機会となりました。

 保守的風土が強いとされる群馬県ですが、この間は劇的な変化が広がっています。昨年は県都・前橋市で、初の女性市長として小川晶市長が誕生(日本共産党は自主支援)。市民要求が実現し始めています。

 4月からの実施あわせ、学校給食の完全無償化は県内35自治体中25自治体まで広がりました。県でも4月から、賃上げ5%超えの中小企業に1人あたり5万円の支援を始めます。

 日本共産党は昨年の総選挙で小選挙区候補4人すべてが得票率10%を超え、今年2月の前橋市議選でも全員当選。県内での政治的存在感や影響力を強めてきました。

 桐生市で、生活保護費の違法な分割支給など人権侵害を追及し、第三者委員会の報告も出されて市長は謝罪に至りました。全国的な運動も広がり、連携もしてきました。

 山本知事は前橋市長選で、日本共産党の自主支援について「現職に競り勝つようなことがあれば、どう考えても最大の功労者は独自の候補者擁立を見送った共産党」と述べていたとか。それだけの力が日本共産党にあると認めた発言です。

 地域の党員さんが「要求アンケート」を持ってまわると、「困っていることを聞きに来る党は、あなたたちくらいだよ」と声をかけられたとか。聞いていて私も嬉しくなりました。心ひとつに、私もがんばります。

 【今日の句】栄養を 蓄え桜も 開花した

2025年3月29日土曜日

手を振る子どもにほっこり

 夏日の昨日が嘘みたいな寒さの今日は、さいたま市見沼区・上尾市へ。雨の中でも「つどい」や街頭演説に足を運んでいただき、本当にありがたいです。訴えにも力が入りました。

 とばめぐみ・さいたま市議との「つどい」や訪問で、やっぱり地元議員の存在は大きいと再認識。玄関の戸を開けて「がんばってね」との声がかかるのも、ふだんの結びつきがあってこそです。

 上尾市の街頭演説でも秋山もえ前県議が司会をされ、党市議団(平田みち子・新藤たか子・とどろき信一・井上じゅんこ)がマイクを握りました。議会報告から、上尾市の現状がよくわかります。

 どこでも切実なのは物価高。進学・進級の時期ですので、重い教育費負担の話も尽きません。奨学金の返済に苦しむ若者もいるし、「これじゃあ子育てが大変だよね」とも。

 「これから入院の予定があり、高額療養費が引き上げられるかと心配でした」「ヘルパーの仕事をしています。演説されたとおり、介護報酬を増やしてほしい」など、医療・介護の不安・不満も寄せられました。このまま石破首相に聞かせたいほどです。

 若い世代も高齢者も生活に不安のないよう、今こそ政治が力を尽くすべき。誰もが共通する消費税を5%にすれば、一世帯あたり年12万円ほどの手取りが増える試算を、国会で小池晃書記局長が示しています。

 教育や社会保障を充実するための財源も、日本共産党は訴えてきました。足を止めて聞いてくれた親子がいて、小学生くらいの子は何度も手を振ってくれたのも嬉しい。寒さのなかに、ほっこりしました。

 【今日の句】開花した桜も 寒さに何思う

2025年3月28日金曜日

自民党はもうダメだという方も

 初夏のような今日は、さいたま市桜区・川越市へ。桜区では有機農業をされている方や、川越駅頭では足を止めてくれた方との対話も弾みました。初めての地域でしたが激励もいただき、本当にありがたいです。

 荒川沿いに農地が広がり、都市近郊型農業も盛んな桜区。それでも米では食べていけず、継続した農家への支援が必要だとの話もそのとおりです。

 他方で若い就農者が有機農業に取り組み、地元のカフェレストランにて提供するというネットワークが広がっています。今度は落ち着いて、じっくり話を聞きたいと思いました。

 川越市へ移動して、川越駅の東口・西口でそれぞれ1時間ほどの街頭対話宣伝。年度末の慌ただしいなか、川口知子・今野英子・池浜朱美の各市議も参加されました。

 ぐんぐん気温も上がり、日差しも夏のように厳しい。3月末に、桜の開花を通り越して夏日模様だなんて、これも気候変動の影響なのかと、あらためて危機感が募ります。

 宣伝を始めようとした途端、「しんぶん赤旗はありますか」。以前に購読していたという方でした。川越市に引っ越し、自民党はもうダメだと思っていた時に、偶然に宣伝に出会ったのでした。

 川口市議は高額療養費制度を活用している方と対話になり、税金の使い方がおかしいと訴えられたとのこと。高校生たちがシールアンケートに応えてくれたりと、モヤモヤした思いを抱えている方は多くいると実感です。

 北海道の長沼町や森町の出身という方からも、あたたかい声をかけていただきました。参院比例は全国どこでも広げられます。あわせて埼玉県では伊藤岳参議院議員の再選へ。明日もがんばりたい。

 【今日の句】もう金と 利権の政治は 通じない

2025年3月27日木曜日

「市民の味方」を市議会へ

 大激戦の富士見市議選。日本共産党の現有4議席(川畑かつひろ・宮尾りょう・木村くにのり・すざき悦子)確保をと応援にまわりました。有力候補ばかりで「大丈夫」の余地などなし。ご支持をお広げください。

 頼れる議員団長・川畑かつひろ候補は、型枠大工と候補者活動を通じて「困っている人を置き去りにしない」大切さを痛感してきたといいます。年代を問わず気さくに安心して相談できる議員と、多くの市民から信頼されてきました。

 人口が増えているなか、子育ての富士見市と言うのなら「市民が使いやすいプールをつくりましょう」との訴えに拍手で応えていく方も。財源も示して市政を動かす川畑さんの議席は、どうしても欠かせません。

 障がい者施設の勤務経験を持ち、児童養護施設のボランティアサークルにも所属する宮尾りょう候補にも、多くの市民から相談が寄せられます。今日の演説中も、声をかけていく方の姿がありました。

 「障がいがある人も、自分らしく生きられるように」と日本共産党に加わり、原発事故も契機に議員を決意したと宮尾さん。住みやすい富士見市に進むには宮尾さんの議席が必要だと、演説も聞き納得です。

 地域密着の活動に尽力してきた、2期目に挑む木村くにのり候補。ゲリラ豪雨対策の推進や、4年間も「一時閉鎖」されてきた市役所西出張所の再開など、くりかえし訴えてきたことに市民の期待と信頼が広がっているのです。

 沖縄の大学に通い、平和への思いもひときわ熱い。「昨日は沖縄戦の開始日でした」から始まり、日本共産党が平和のために国会・地方議会ともに訴えてきたと力を込めた訴えは、胸に響きました。

 すざき悦子候補は特別支援学校の教諭などを勤め上げ、ガイドヘルパーもこなしながら市議となりました。「私たちの現状を知るヘルパーさんが議員になって嬉しい」と、昨年の補欠選挙での当選に喜びの声が広がりました。

 演説後にトークタイムもあり、「気軽に座れるベンチを増やしてほしい」との意見に、「私も大賛成」と隣の三芳町の実例も紹介。やっぱり市議会に必要な方だと誰もが納得され、拍手も起きました。

 市議団4人が、市民と力をあわせて実現したことも豊富。●子ども医療費18歳までの無料化、●物価高騰対策として上下水道基本料金の減免・学校給食費無料化、●放課後児童クラブの増設、●パートナーシップ宣誓制度の創設、●中学校制服のジェンダーレス化、●保育園新年度申請のオンライン予約導入など、くらし密着の成果です。

 上南畑産業団地での公共下水道の整備実施、びん沼自然公園の調整池機能の維持など、まちづくりなどでも大きな力を発揮してきました。4議席だからこそ、これだけの仕事ができるのです。

 市民アンケートでも6割以上の方が「生活が苦しい」と答えるなか、国民健康保険税が平均12.8%もの値上げに。反対したのは日本共産党で、しっかり言うべきときには言う4議席がなかったら、市民生活の防波堤とはなりえません。

 前全労連議長の小畑雅子さんやソプラノ歌手の太田真季さんも駆けつけて、大激戦を勝ち抜こうと広がる支援の輪。富士見市民のみなさんはもとより、知人・友人などいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】聞いてきた 声の重みを 知る4人

2025年3月26日水曜日

強力な物価高対策と言うのなら

 今日は札幌市南区・清田区へ。訪問にまわると「物価高が大変。どうにかして」「高額療養費制度を使っています。負担を増やさないで」など、切迫した声が次々。「選挙では家族にも声をかけてますよ」と、ありがたい話もうかがいました。

 石破首相は先日、思い立ったかのように「強力な物価高対策をうつ」と述べたとのこと。審議中の来年度予算案が成立してからだそうで、予算案では十分な物価高対策をしていないと言っているようなものです。

 千葉なおこ前札幌市議と勤医協さっぽろ南診療所を訪れると、ちょうど友の会のみなさんがニュースの封筒詰め作業中。物価高は、くらしとともに病院経営にも打撃を与えていることにも触れて、あいさつしました。

 医療機関では公定価格ゆえ、急激な物価高では病院側が負担をかぶらなければなりません。2年ごとの報酬改定まで待てないし、再改定を望む声が出るのは当然なのです。

 本気で「強力な対策」というのなら、低所得者に重い消費税こそ減税を。医療や介護分野では、物価高に対応した報酬の再改定を。賃上げへ中小企業への支援強化を、年金は積立金の活用を。

 明日からは埼玉県へ。さらに世論を広げたい。

 【今日の句】搾り取る 自民政治を 終わらせよう

2025年3月24日月曜日

やっぱり急ぐべきは消費税減税

 朝は宮内しおり道選挙区予定候補との定例宣伝、昼は消費税廃止各界連のみなさんと「消費税減税・インボイス廃止」を求める署名行動に。春休みを迎えた学生も署名してくれるなど、ひしひし伝わる生活苦。もっと世論を高めていきたいですね。

 くらしや商売にとっての負担だけでなく、公定価格で運営する病院などは価格転嫁できないため、経営悪化の原因にもなっている消費税。導入理由が社会保障のためと言いながら、病院や介護事業所を苦しめているのでは本末転倒です。

 そのうえ、維新が掲げて自民・公明も合意した医療費4兆円の削減がおこなわれたら、病院経営はどうなるのか。急ぐべきは消費税減税だし、患者・高齢者のさらなる負担を財源にすることは違うと訴えたい。

 国会は来年度予算案の審議も山場に。石破首相はじめ歴代自民党首相の商品券問題はひどすぎるし、大企業には大盤振る舞い、軍事費は過去にない膨張など、これでは国民生活を支える財源など出てこないのも当然です。やっぱり大元から切り替えないと。

 3~4月は、子育て世帯にとっては出費が増える時期にもなります。4月から大学等で上がる学費の合計は約1000億円。一方で、前年に使い余した軍事費は約1300億円。軍事費などにメスを入れれば、くらしを支える財源はつくれるはずです。

 動かす力は国民みんなの声。まわりの方にも、お広げください。

 【今日の句】生活苦 見ない総理を 頼れるか