2010年10月28日木曜日

あらためて「TPP参加に未来なし」

 目覚めてカーテンを開けると‥‥積雪! みぞれ混じりの雪だったので、道路はグシャグシャ、朝に歩道を歩く私にも2度(!)車からの水撥ねがあって、素直に喜べない初雪でした。

 ドライバーのみなさん、くれぐれも歩行者には最大限の注意を払って運転しましょう。

 さて、今日は全道の地方議員・候補が集まり、道への交渉をおこないました。

 私は副知事交渉に参加し、道からは多田副知事が応対していただきました。

 党からは私のほかに、花岡ユリ子・真下紀子の両道議、金倉まさとし(札幌東区)・古岡ともや(函館)・松永俊雄(釧路)の道議予定候補が参加。

 財政難と言われ続けた地方自治体の財政も、交付税増額や補正予算などによる収入増で、かなり思い切った対策も打てる基盤がつくられています。

 雇用対策はじめ、その財源を有効に活用する建設的な提案を中心とした交渉でもありました。

 同時に、これらの交渉を説得的に受け止めてもらうためにも、党道議団を大きくしなければ、とも痛感です。

 さて、国政の方ではTPPをめぐり閣内でも不一致状態だと、いっせいに各紙が報じました。

 そもそも、どうしてそれで一内閣が成り立っているのかと不思議ではありますが、こちらでわかるように地域経済にとっては重大問題だけに、その議論なしで進めようとしている強引な姿勢に反発が広がるのも当然です。

 そもそも、食料自給率が12%に下がる一方で、世界はすでに食料争奪戦に進んでいるわけで、国民の食料を確保するという点で、農業崩壊につながるTPP交渉入りは認められません。

 個人的には、貿易自由化によって流通にともなう温暖化ガス排出が、長期的に見て日本や地球の将来に打撃を与えることも、同時に心配しています。

 いずれにせよ、食料の自給自足をはかれる日本が、一部輸出大企業の利益のために、国民の食料を投げ捨てていいのか。

 将来の、国づくりにかかわる重大問題だと思います。

 北海道で、どう世論を広げるか、知恵を出し合っているところです。

 【今日の句】 献金も 受け取りますと 逆戻り

3 件のコメント:

  1. いつも、読ませてもらっています。頑張ってください。ところで、TPPって英語で言うとどうなるのですか?

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  2.  H.Nさん、コメントありがとうございます!
     いつも読んでいただき、ありがとうございます <(_ _)>

     TPPは Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement の頭文字を取ったものです。それぞれ「環太平洋」「戦略」「経済」「連携」「協定」という単語です。
     簡単に Trans-Pacific Partnership と訳されることもあるようです。

     大畠経産相がTPP慎重の発言を始めましたが、第一次産業だけでなく金融・保険などでも国内関連企業に影響大、ということも明らかになってきました。
     外資や外国製造品・外国産農水産物だらけの日本で、本当にいいのかと大きく問うていくことが大切だと思います。

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  3. さっそく、教えていただきありがとうございました。これからもよろしく!

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