障がい者団体との国政懇談会をおこないました。国会から、紙智子参議院議員も駆けつけました。
札幌からは、伊藤りち子市議のほか田中けいすけ(西区)・太田秀子(東区)・吉岡ひろ子(清田区)の各市議予定候補も参加しました。
年に1回は、障がい福祉にかかわる懇談会をおこなってきました。
今年は障害者自立支援法に代わる、当事者参加で新制度に向けた議論が進んでいるなかでの懇談会。
とは言え、やはり要望が相次ぎます。
精神障がいを抱える方からは、交通割引や就労での問題が次々と。
高齢を迎えた場合に、介護保険に移行されてしまう問題点も出されました。
欠かせない医療支援のあり方も、最近はそもそも医師不足が各地で広がり、じゅうぶんな医療が受けられない状況も広がっています。
難病を持っている方が「狭間」に陥っていることや、障がいと認定されずに(または時間がかかって)不利益を被っている実態も出されました。
そして、新法を待たずに自立支援法の抜本改善(応益負担の廃止、報酬単価を月割りに戻す、など)も急がれます。
そもそも、国際基準や基本的人権とは別に、理念なく財源の節約のみで考え出されたと言っても過言がないのが自立支援法でしたから、その「傷跡」の回復は第一義的課題です。
障がいは「自己責任」ではないし、社会的な支えあいのもとで人間として生活できる権利を誰もが持っています。
財源が多いか少ないかから出発するのではなく、誰もが受けうる社会保障から財源を確保するという、原則を明確にする必要があるのではないでしょうか。
応益負担の廃止には320億円が必要ですが、政党助成金を廃止すれば、すぐに解決できるはずです。
紙議員も国会で全力を尽くすことを約束しましたが、私もできる仕事に力を尽くしたい。
さて、懇談会前に、なぜかガムを買おうと思い、何年かぶりに10円のガムを買ったら、なんと‥‥
引き換えずに、大事に取っておこうかな。
【今日の句】 10分で 数千年を 交流し
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