2012年3月27日火曜日

市民の苦しみを、どれだけ政府はわかっているか

   朝の宣伝に始まり、保育料値上げストップの陳情採択結果を見届けるため札幌市議会へ行き、反貧困ネットの街頭相談会、札幌社保協などによる消費税増税反対の終日宣伝へと回りました。

 労働組合や関係団体のみなさんも、あちこち掛け持ちしながら大活躍されてました!

 それだけ今でさえ苦しい国民生活が、民主党政権のもとでさらに苦しめられようとしている証明ですよね。

 保育料値上げストップの陳情は民主・自民・公明・市民ネットが不採択を主張し、賛成は共産・改革ク・みんなの党など。
 

 採択を求めて起立した議員は少数だったことを、テレビカメラはしっかり捉えていました。

 もちろん明日の本会議まで決定ではありませんが、どの税金や保険料などよりも値上げ幅の大きい10%アップで、「子育て応援」だなんて到底言えません!

 そのうえ消費税増税となれば、4人家族で16万円負担増などの試算もあり、とても生活していけません。

 社保協の宣伝には若い人が署名する姿も目立ち、高齢者の方は「テレビを見てると腹が立つことばっかりよ!」と怒りの声。

 署名して30分も話をしていく方や、政治談義になる方など、とにかく誰もが「一言いいたい」との思いでいるんですよね。

 反貧困ネットでは労働相談が多かったそうで、不払い・不当解雇がその中心。

 前におこなった街頭相談会で相談された方の職場から、偶然にも別の方が相談に来るということもあり、違法・脱法状態が日常化している企業があることもわかりました。

 「それでも相談に来る人は、いいほうです」とは相談員の方。

 働く権利があることも教えられず、あきらめや泣き寝入り、「しょうがない」との思いでとどまっている人も多いはず--このような活動をもっと広げないとね、と話し合いました。

 もちろん政治の責任は大きいわけで、派遣法改正などの労働法制を見直すことはもちろんですが、労基署の態勢を厚くして不当労働行為を急いで正していくことが必要だと思います。

 自民・公明政治のもとでも「構造改革」路線で「貧困と格差」に苦しめられましたが、民主党政権に代わっても「3党合意」などで逆戻りしたり、逆にTPPや消費税増税のように国民にさらなる負担を強いる状況となっています。

 やっぱり政治を変えないと!

 わずかな時間ではありますが、このような草の根の運動などに私ももっと関わって世論も広げるし、北海道での党議席を奪還しないと!

 【今日の句】 財界の 声だけ響く 官邸か

0 件のコメント:

コメントを投稿